ホームページ制作の基礎

制作会社との打ち合わせで聞くべき質問リスト

最終更新日:2026年8月14日 ZenWeb Japan 編集部
結論:制作会社との打ち合わせで聞くべき質問は、回ごとに変わります。初回は「範囲と前提」、要件のすり合わせは「誰が何を用意するか」、公開前は「引き渡しの中身」です。あとから費用が増える原因の多くは、この3つのどこかを聞かないまま進んだことにあります。

01はじめに|この記事でわかること

要点:この記事は、打ち合わせを受ける側から見た質問リストです。2000年創業のWeb制作会社ZenWeb Japanが、聞かれてありがたかった質問と、聞かれずに後から揉めた項目を、回ごとに整理しました。

「何を聞けばいいか分からないので、お任せでお願いします」。初回の打ち合わせで、この一言をいただくことがあります。

気持ちはよく分かります。ただ、この状態で進むと困るのは発注する側です。範囲が決まっていないので、追加なのか元から含まれていたのかが曖昧になります。

逆に、質問をたくさん持ってこられる方の案件は、たいてい静かに終わります。揉める材料が先につぶれるからです。

お伝えするのは、次の3つです。

  • 回ごとの質問リスト。初回、要件のすり合わせ、デザイン確認、公開前。それぞれで聞くべきことが違います。
  • 回答の見分け方。同じ質問でも、返ってくる答え方で制作会社の進め方が見えます。
  • 準備しておくもの。質問する側にも、答えを用意しておくべきことがあります。
この章のポイント:質問は、制作会社を審査する道具ではなく、前提をそろえる道具です。そろった案件ほど、後半は静かに進みます。

打ち合わせで確認したい観点を、まず動画で押さえておきましょう。

ホームページ制作の見積りで騙されないための「魔法の質問リスト」項目チェック方法紹介!

出典動画:YouTube


02質問は「回ごと」に変わります

要点:制作会社との打ち合わせは、ふつう4回前後に分かれます。初回で範囲、要件のすり合わせで分担、デザイン確認で判断基準、公開前で引き渡し物。質問は回ごとに違うので、制作の流れと重ねると整理しやすくなります。

よくある失敗は、初回にすべてを聞こうとすることです。デザインの細かい話まで詰めても、材料がそろっていないので答えが出ません。

回ごとに、決められることの粒度が変わります。

  • 初回(顔合わせ・ヒアリング)。目的、予算感、公開時期、対応範囲。ここは「線引き」の回です。
  • 要件のすり合わせ。ページ数、必要な機能、原稿と写真の担当。ここは「分担」の回です。
  • デザイン確認。方向性の判断、修正の出し方、決裁の順番。ここは「判断基準」の回です。
  • 公開前の最終確認。引き渡し物、アカウント、メンテナンスの範囲。ここは「引き継ぎ」の回です。
この章のポイント:質問を一度に全部ぶつける必要はありません。回ごとに「今日決めること」を先に共有すると、話が前に進みます。

03初回打ち合わせで必ず聞きたい7つの質問

要点:初回で聞くべきなのは、デザインの好みではなく範囲の話です。どこまでが見積りに入っているか、誰が原稿を書くか、公開後はどうなるか。この3点だけでも、見積書の読み方が変わります。

初回に聞いておきたい質問を、そのまま使える形で並べます。

  1. この見積りに含まれない作業はどれですか。「含まれるもの」より「含まれないもの」を聞いたほうが、範囲がはっきりします。
  2. 原稿と写真は、どちらが用意しますか。いちばん揉めるのがここです。分量と期限まで確認しておきます。
  3. 修正は何回まで対応してもらえますか。回数の考え方は会社ごとに違います。修正回数の数え方もあわせて確認しておくと安心です。
  4. 公開までのスケジュールと、こちらの作業日はいつですか。制作会社の作業日ではなく、自社が動く日を聞くのがコツです。
  5. 担当者は誰で、連絡はどの手段になりますか。窓口が1人か複数かで、進み方が変わります。
  6. 公開後の更新は、どこまでお願いできますか。更新の頻度と単価を、この時点で聞いておきます。
  7. 途中で仕様を変えたい場合、どう扱われますか。変更が起きる前提で聞いておくと、あとの相談がしやすくなります。

7つとも、デザインの話ではありません。条件を先に片づけたほうが、結果的にデザインに使える時間が増えます。

この章のポイント:初回は「含まれないもの」から聞いてください。範囲の外側が見えると、見積書の中身も読めるようになります。

初回の打ち合わせで、範囲を先にお見せします。

ZenWeb Japanでは、含まれる作業と含まれない作業を分けた形でご説明しています。 ホームページ制作の対応範囲を見る →


04確認しなかった項目別|追加費用になった割合

要点:打ち合わせで確認されなかった項目ほど、あとから追加費用の相談になります。当社では、原稿と写真の担当を決めないまま進んだ案件の約4割で追加のお見積りが発生しました。費用の考え方は制作費の勘定科目にも関わります。

次の表は、初回に話題へ出なかった項目ごとの、追加費用が発生した割合です。

確認しなかった項目別|追加費用が発生した割合
初回の打ち合わせで確認されなかった項目ごとに、後から追加費用が発生した案件の割合をまとめた表
確認されなかった項目 追加費用が発生した割合
原稿と写真をどちらが用意するか
41%
修正回数の考え方
34%
公開後の更新作業の範囲
29%
スマホ表示の確認範囲
18%
サーバーとドメインの契約者
12%

出典:ZenWeb Japanの制作案件の集計(日本国内、2022〜2026年)。初回打ち合わせの議事録に該当項目の記載がなかった案件を対象としています。

上位2つは、どちらも作業量に直結します。原稿がこちらに回ってくるのか、御社で書かれるのか。それだけで工数が大きく変わります。

原稿と写真の担当を決めないまま進んだ案件の約4割で、後から追加のお見積りが必要になりました。
この章のポイント:追加費用は、難しい機能から生まれるとはかぎりません。原稿の担当のような、地味な確認漏れから生まれます。

05答え方でわかること|良い回答と要注意な回答

要点:同じ質問でも、返ってくる答え方に差が出ます。条件をつけて答える会社は、進め方が具体的です。断言だけで終わる会社は、あとで前提が変わります。制作会社の選び方では、この差が判断材料になります。

実際の打ち合わせでよくある会話から、いくつか挙げます。

質問 安心できる答え方 確認が必要な答え方
いつ公開できますか 原稿を今月末までにいただければ、来月中に公開できます だいたい2か月あれば大丈夫です
修正は何回までですか 工程ごとに2回まで、何を1回と数えるかはこちらです 納得いくまで何回でも対応します
この機能は作れますか 作れます。ただし条件によって工数が変わるので、まず要件を整理させてください もちろん何でも作れます
公開後の更新はできますか 文章と写真の差し替えは御社で可能です。構成の変更は当社で対応します 簡単に更新できるので大丈夫です

右側が悪いというより、条件が入っていないのが問題です。条件のない約束は、あとで解釈が分かれます。

曖昧だと感じたら「その場合、どういう条件が付きますか」と一段だけ掘ってみてください。ここで具体的に返ってくるかが、いちばん分かりやすい材料です。

この章のポイント:「できます」より「この条件なら、できます」と答える相手のほうが、後の進行は安定します。条件つきの返事を歓迎してください。

06打ち合わせの回別|決めないと後に響くこと

要点:回ごとに「そこで決めないと、どの工程まで巻き戻るか」が決まっています。デザイン確認で判断基準を決めそこねると、デザインカンプの作り直しになり、平均で1〜2週間ほど遅れます。

次の表は、回ごとの役割と、決まらなかったときに起きたことです。

打ち合わせの回別|決まらなかった場合の影響
打ち合わせの各回について、そこで決めること、決まらなかった場合に起きたこと、巻き戻る工程と平均の遅れをまとめた表
打ち合わせの回 そこで決めること 決まらなかった場合 平均の遅れ
初回(ヒアリング) 目的・対応範囲・公開時期 見積りの前提が揺れ、出し直しになる 7日前後
要件のすり合わせ ページ構成・機能・原稿の担当 構成から作り直しになり、費用も動く 14日前後
デザイン確認 方向性・修正の出し方・決裁の順番 社内で意見が割れ、案が増えていく 10日前後
公開前の最終確認 引き渡し物・アカウント・メンテナンス範囲 公開後に連絡が行き来し、対応が止まる 5日前後

出典:ZenWeb Japanの制作案件の集計(日本国内、2022〜2026年)。当初スケジュールからの遅れ日数の中央値です。

いちばん重いのは要件のすり合わせです。ここが決まらないまま進むと、あとの工程はすべて仮置きになります。

納期そのものが心配な方は、納期が遅れる原因と対策もあわせてご覧ください。遅れの多くは、この表の左2列に集まっています。

この章のポイント:遅れは公開直前に起きるのではなく、要件のすり合わせで置いてきた宿題が形を変えて出てきたものです。

07費用について聞いておく質問

要点:費用の質問は、総額よりも「どこから追加になるか」を聞いてください。追加の条件がはっきりしていれば、途中で驚くことはなくなります。複数社に声をかける場合は相見積もりの取り方も参考になります。

費用まわりで聞いておきたい質問です。

  • 追加費用が発生するのは、どういう場面ですか。具体例を2つ3つ挙げてもらうと、線がはっきりします。
  • 支払いのタイミングは何回に分かれますか。着手金と検収後の割合を確認しておきます。
  • 公開後に毎月かかる費用はいくらですか。サーバー、ドメイン、メンテナンス。それぞれ分けて聞いてください。
  • 途中で中止した場合の精算はどうなりますか。聞きにくい質問ですが、先に聞いたほうがお互いに楽です。
  • 見積書の内訳は、どこまで分けてもらえますか。経理の処理にも関わるので、細かいほうが助かります。

金額を切り出すのは気が引ける、という声もあります。ただ、幅を教えていただくほうが提案の精度は上がります。「まだ社内では決まっていないが、100万円から200万円で考えている」。この粒度で十分です。

この章のポイント:予算を伝えると足元を見られる、というのは誤解です。幅を伝えていただくほうが、優先順位のついた提案が返ります。

08体制と担当者について聞く質問

要点:誰が担当するかは、品質そのものです。営業の方だけが同席して、制作担当が一度も出てこない体制だと、伝言のたびに内容が薄くなります。社内側の体制については担当者の役割分担もご覧ください。

体制について聞いておきたいのは、次の4点です。

  • 打ち合わせに制作担当は同席しますか。設計の話を直接できるかどうかで、認識のズレが減ります。
  • 制作は社内ですか、外部に出しますか。外部を使うこと自体は問題ありません。窓口と責任範囲がはっきりしていれば大丈夫です。
  • 担当者が変わることはありますか。長い案件では起こります。引き継ぎの方法まで聞いておくと安心です。
  • 返信は何営業日を目安にすればいいですか。期待値をそろえておくと、待つ側のストレスが減ります。

社内にWeb担当が一人しかいない会社では、この確認がとくに効果的です。窓口が増えるほど、担当者の負担が上がるからです。詳しくはWeb担当者が一人の会社の進め方で書いています。

この章のポイント:外注かどうかより、窓口が一本化されているかを確認してください。伝言の回数が、そのまま認識のズレになります。

設計を担当する者が、打ち合わせに同席します。

機能の相談は、開発側から直接ご説明したほうが早く決まります。 Webシステム開発の対応範囲を見る →


09年度別|資料の持参率と要件が固まるまでの日数

要点:初回の打ち合わせに社内資料を持ってこられる会社が、この6年で増えています。それに合わせて、要件が固まるまでの日数も短くなりました。準備の中身は依頼前に準備することにまとめています。

年度ごとの推移です。持参率は、会社案内やページ構成のメモなど、何らかの資料を初回に持参された案件の割合です。

年度別|初回の資料持参率と要件確定までの日数
2020年から2026年上半期までの各年度について、初回打ち合わせでの資料持参率と要件確定までの平均日数をまとめた表
年度 資料の持参率 要件確定までの日数
2020年 34% 42日
2021年 38% 39日
2022年 43% 36日
2023年 49% 33日
2024年 55% 29日
2025年 61% 26日
2026年(上半期) 64% 25日

出典:ZenWeb Japanの制作案件の集計(日本国内、2020〜2026年上半期)。日数は初回打ち合わせから要件確定までの平均です。

立派な資料は必要ありません。会社案内のPDF、既存サイトのページ一覧、手書きのメモ。それだけで話が具体的になります。

構成のイメージまで持ってこられる方は、サイト構成図ワイヤーフレームの考え方を知っておくと、こちらの説明も伝わりやすくなります。

この章のポイント:資料の完成度より、持ってくること自体に意味があります。紙1枚あるだけで、初回の内容が変わります。

10公開後について聞く質問|更新とメンテナンス

要点:公開後の話は、公開前に聞いてください。誰がどこまで更新できるのか、緊急時の連絡先はどこか。WordPressで作る場合は保守代行の範囲もあわせて確認しておくと安心です。

公開後についての質問です。

  • 自社で更新できるのは、どの部分ですか。文章だけなのか、写真やページ追加までできるのかを確認します。
  • 操作の説明はしてもらえますか。マニュアルの有無と、説明の時間を聞いておきます。
  • サイトが表示されなくなったとき、どこに連絡しますか。連絡先と対応時間を、公開前に共有してもらいます。
  • サーバーとドメインの契約名義は、どちらになりますか。自社名義が基本です。ここは譲らないほうが後々楽になります。
  • 制作したデータの権利はどうなりますか。写真やフォントの使用範囲もあわせて聞いておきます。

最後の2つは、制作会社を変えるときに効いてきます。権利まわりの考え方はホームページの著作権で詳しく書きました。

この章のポイント:サーバーとドメインの名義は、自社で持ってください。連絡が取れなくなったときに、いちばん困る部分です。

11事前資料の数別|日数と修正回数の違い

要点:打ち合わせ前に用意された資料が増えるほど、要件が固まるまでの日数も修正回数も減ります。5点以上そろった案件では、修正回数の平均が1.8回でした。原稿の準備は原稿の書き方が参考になります。

ここでいう資料とは、目的のメモ、既存サイトのページ一覧、参考サイトのURL、会社案内、写真素材などです。

事前資料の数別|日数・修正回数・追加費用
打ち合わせ前に用意された資料の点数ごとに、要件確定までの日数、デザイン修正の平均回数、追加費用が発生した割合をまとめた表
事前資料の点数 要件確定までの日数 デザイン修正の平均回数 追加費用が出た割合
0点 46日 4.2回 38%
1〜2点 34日 3.1回 24%
3〜4点 27日 2.4回 15%
5点以上 21日 1.8回 9%

出典:ZenWeb Japanの制作案件の集計(日本国内、2022〜2026年)。資料の点数は初回打ち合わせ時点で共有されたものを数えています。

0点と5点以上を比べると、日数はおよそ半分、修正回数も半分以下です。準備にかけた時間は、そのまま制作期間の短縮として返ってきます。ただし、5点そろうまで待つ必要はありません。手元にあるものだけで打ち合わせは始められます。

この章のポイント:資料を1点増やすたびに、打ち合わせの中身が具体的になります。完璧を待たず、いま手元にあるものをお持ちください。

資料がまだ何もなくても、大丈夫です。

現在のサイトと、困っている点だけ教えていただければ、こちらで整理してお返しします。 リニューアルの進め方を見る →


12制作会社から聞かれることも先に用意する

要点:打ち合わせは一方通行ではありません。制作会社の側からも必ず聞くことがあります。目的、期限、決裁者、既存サイトの不満。この4つに答えを用意しておくと、初回で要件定義の入口まで進めます。

こちらからお聞きするのは、だいたい次の内容です。

  • このサイトで、何が起きたら成功ですか。問い合わせを増やしたいのか、採用に使いたいのか。目的で構成が変わります。
  • 公開したい時期に、理由はありますか。展示会や決算など、動かせない予定があるかを確認します。
  • 最終的に決めるのはどなたですか。役員が最後に出てくると、そこで方向性が戻ることがあります。
  • いまのサイトで、いちばん困っているのはどこですか。不満は、優先順位をつけるための材料になります。
  • 社内で更新したい部分はありますか。更新の想定によって、作り方が変わります。

とくに3つめは大切です。決裁者が同席していない案件では、デザインの承認で戻ることが増えます。持ち帰る形でも構いません。誰が最後に判断するのかを、先に共有してください。

この章のポイント:決裁者が誰かを最初に共有してください。後半の手直しは、ここを飛ばした案件に集中します。

13打ち合わせ前の準備|5つの手順

要点:準備にかける時間は、1時間で十分です。目的を1行にして、社内の資料を集め、参考サイトを3つ選び、決裁者を確認し、質問リストを前日に送る。この5手順で、初回の中身が変わります。

打ち合わせ前に準備する手順

初回の打ち合わせまでにやっておくと効果が大きい準備を、順番に並べます。

  1. 目的を1行で書く。「問い合わせを月10件に増やす」のように、数字を入れると具体的になります。
  2. 社内にある資料を集める。会社案内、既存サイトのページ一覧、使えそうな写真。探す時間は30分で切り上げてください。
  3. 参考サイトを3つ選ぶ。同業でなくても構いません。どこが良いと思ったのかを一言添えると、意図が伝わります。
  4. 決裁者と、決裁の順番を確認する。誰の承認が必要かを社内で先に押さえておきます。
  5. 質問リストを前日までに送る。当日その場で聞くより、調べた答えが返ってくるので中身が濃くなります。

5つめは、意外とやられていません。前日に質問が届いていれば、制作会社も事例や過去の見積りを用意して臨めます。

この章のポイント:質問リストは前日に送ってください。その場で聞くより、調べた答えが返ってきます。

14聞きにくい質問こそ、早めに聞く

要点:中止したときの精算、担当者の交代、他社と比較していること。言いにくい話ほど、後回しにすると効いてきます。最初に共有しておいたほうが、制作会社としても前提を組み立てやすくなります。

聞きにくいけれど、先に聞いておいたほうがいい質問があります。

  • 他社と比較していることを伝えていいですか。伝えて構いません。むしろ、比較の観点を共有していただけると提案が絞れます。
  • 途中で止めた場合の費用はどうなりますか。契約書の解除条項に関わるので、署名前に確認しておきます。
  • この予算では厳しいですか。厳しい場合は、範囲を削る提案が返ってくるはずです。
  • 過去に納期が遅れた案件はありますか。あると答え、原因まで説明できる会社のほうが信頼できます。

4つめは、少し意地悪に聞こえるかもしれません。ただ、20年以上も続けていれば、遅れた案件は必ずあります。「一度もありません」という答えのほうが、かえって気になります。

この章のポイント:言いにくい話を最初に置いておくと、あとの相談がしやすくなります。関係づくりも、打ち合わせの目的のひとつです。

15まとめ|質問リストの使い方

要点:質問リストは、全部を一度に使うものではありません。初回は範囲、要件のすり合わせは分担、公開前は引き渡し。回ごとに必要な分だけ持っていけば十分です。

  • 初回は「含まれない作業」から聞く。範囲の外側が見えると、見積書が読めるようになります。
  • 条件つきの答えを歓迎する。「この条件なら、できます」と返す相手のほうが、進行は安定します。
  • 資料は完璧でなくていい。1点あるだけで、要件が固まるまでの日数が変わります。
  • 決裁者を最初に共有する。後半の手直しは、ここを飛ばした案件に集中します。
  • 言いにくい質問を先に置く。中止時の精算も、比較検討中であることも、最初に伝えて構いません。

ZenWeb Japanは2000年創業のWeb制作会社です。ホームページ制作とWebシステム開発を専門にしていて、打ち合わせには設計を担当する者が同席します。

質問リストが手元になくても構いません。困っていることからお聞きして、こちらで順番に整理します。

この章のポイント:質問は相手を試すためではなく、前提をそろえるためのものです。そろえた分だけ、後半が静かになります。

16よくある質問

要点:打ち合わせの回数、質問リストの送り方、予算の伝え方、参加メンバー。よくいただく5つの質問にお答えします。個別のご相談はWordPress制作の窓口からもお受けしています。

1. 打ち合わせは何回くらいありますか

10ページ前後のサイトで、3回から5回が目安です。初回、要件のすり合わせ、デザイン確認、公開前。機能が入る場合は、要件の回が2〜3回に分かれます。

2. 質問リストは事前に送ってもいいですか

ぜひ送ってください。前日までにいただけると、事例や過去の見積りを用意したうえでお答えできます。

3. 予算を先に伝えると、高く見積もられませんか

そうはなりません。幅が分かると、その中で優先順位をつけた提案ができます。伝えていただかない場合は想定で作るしかないので、かえってズレた見積りになります。

4. 専門用語が分からないときはどうすればいいですか

その場で聞き返してください。説明できないのは制作会社の側の問題です。用語を使わずに説明できるかどうかも、相手を見る材料になります。

5. 打ち合わせには誰が出たほうがいいですか

実務の担当者と決裁できる方の両方が理想です。難しい場合は、担当者が出たうえで「最終的に決めるのは誰か」を共有していただければ大丈夫です。

何を聞けばいいか分からない、から始めませんか?

ZenWeb Japanは2000年創業のWeb制作会社です。初回の打ち合わせでは、範囲・分担・スケジュールをこちらから順番にご説明します。社内でまだ何も決まっていない段階でも構いません。

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