WordPress活用

WordPressメンテナンス代行の相場と依頼できる範囲

最終更新日:2026年8月12日 ZenWeb Japan 編集部
結論:WordPressメンテナンス代行の月額は5,000円台から10万円超まで幅があり、いちばん多いのは1万〜3万円の帯です。ただ、価格差を生んでいるのは作業項目の数ではありません。壊れたときに元へ戻せる体制があるかどうかです。更新そのものは、いまのWordPressがかなりの部分を自動でやってくれます。契約前に見るべきは、含まれる作業より「含まれない作業」のほうです。

01はじめに|この記事でわかること

要点:この記事では、WordPressメンテナンス代行の月額相場と、実際に依頼できる範囲を整理します。価格帯ごとの中身、追加請求になりやすい作業、契約前に確認する項目の順に見ていきます。WordPress制作と保守代行の現場で見てきた内容です。

「毎月お金を払っているのに、何をしてもらっているのかよくわからなくて」。メンテナンスの見直しでご相談をいただくとき、この一言から始まることがよくあります。

請求書には「サイトメンテナンス費」とだけ書かれています。報告メールは月に一度、更新した項目が数行。それが高いのか安いのか、判断する材料がありません。

もうひとつ多いのが逆のパターンです。契約はしていた。でもトラブルが起きたとき「それは範囲外です」と言われた。慌てて別料金で復旧をお願いした、というご相談です。

どちらも、契約の中身を「作業の一覧」でしか見ていなかったことが原因です。お伝えするのは、2000年創業のWeb制作会社ZenWeb Japanが、企業サイトの構築とメンテナンスで積み上げてきた記録です。費用の考え方そのものはホームページ保守費用の相場でも整理しています。

この章のポイント:メンテナンス代行の良し悪しは、作業項目の多さでは決まりません。トラブルが起きたときに誰が動くかが、月額の中身そのものです。

まずはメンテナンスで何をするのか、動画で全体像を確認しておきましょう

【2024】WordPressのメンテナンス・セキュリティ対策を徹底解説!正しく知って安全・安心なWebサイト運用を!

出典動画:YouTube


02WordPressメンテナンス代行とは|代わりにやってもらう仕事

要点:WordPressメンテナンス代行とは、サイトを安全に動かし続けるための作業を、月額で外部に任せる契約です。更新、バックアップ、監視、そして不具合が起きたときの復旧が柱になります。WordPressでのサイト構築と保守では、この4つをひとまとまりで考えます。

メンテナンス代行の中身は、大きく4つに分かれます。

  • 更新の管理。WordPress本体、テーマ、プラグインを新しい状態に保ちます。ただ更新するだけでなく、更新して問題が出ないかを先に確かめる作業まで含みます。
  • バックアップ。元に戻せる状態を毎日つくっておきます。WordPressのバックアップ方法で手動と自動の違いを整理しています。
  • 監視。サイトが表示されているか、改ざんされていないかを機械で見張ります。気づくのが早いほど、被害は小さくなります。
  • 復旧と切り分け。表示が崩れた、管理画面に入れない、といったときに原因を突き止めて直します。ここが月額の差になります。

この4つのうち、前の3つは仕組みでかなり代替できます。難しいのは最後の1つです。原因がプラグインなのか、サーバーなのか、テーマなのかを切り分ける作業には、経験がそのまま出ます。

逆に言えば、月額が安いプランで削られているのはほぼ4つ目です。「更新とバックアップはやります、不具合は都度お見積りです」という形になります。

この章のポイント:メンテナンス代行は更新・バックアップ・監視・復旧の4本柱です。価格差が出るのは、いつも4本目の復旧対応です。

いまのメンテナンス契約に、復旧は入っていますか。

ご契約中の書面を拝見して、含まれている作業と別料金になる作業を仕分けしてお伝えします。 WordPress保守代行の対応範囲を見る →


03月額の相場と、価格帯ごとの中身

要点:WordPressメンテナンス代行の月額でもっとも多いのは1万〜3万円で、全体の38%でした。1万円を下回る帯では、更新とバックアップまでが基本です。復旧対応が月額に含まれ始めるのは、3万円を超えたあたりからです。サイト全体の費用感はホームページ保守費用の相場と重ねてご覧ください。

月額の価格帯と含まれていた対応
WordPressメンテナンス代行の月額価格帯ごとの契約割合と、その価格帯で実際に契約に含まれていた対応内容
月額の帯 契約の割合 その帯で含まれていたこと
5,000円未満
9%
更新の代行のみ。不具合はすべて別見積り
5,000〜1万円
21%
更新+バックアップ。復旧は別料金
1万〜3万円
38%
更新+バックアップ+監視+軽微な修正
3万〜5万円
19%
上記+検証環境での事前確認+復旧対応
5万〜10万円
9%
上記+毎月の改修枠+月次レポート
10万円以上
4%
夜間休日の対応、複数サイト、個別要件

出典:ZenWeb Japanがメンテナンスまたは引き継ぎを担当した企業サイトの記録、2024〜2026年、日本国内。

表を縦に見ると、境目がはっきりしています。1万円を挟んで「作業を代行するだけ」と「何かあったら動く」が分かれます。3万円を挟んで、今度は「動く」と「壊れる前に止める」が分かれます。

検証環境というのは、本番と同じ構成をもう一つ用意しておく仕組みです。更新をそこで先に試せば、本番が壊れる前に不具合に気づけます。3万円台から入り始めるのは、この環境の維持に手間がかかるためです。

なお、ZenWeb Japanのメンテナンスはサイトの規模と構成によって変わるため、お見積り制でご案内しています。相場は目安として、判断の材料にお使いください。

この章のポイント:1万円と3万円が、契約の性格が変わる境目です。金額だけでなく、その帯で何が変わるかを見てください。

04依頼できる範囲と、範囲外になりやすい作業

要点:メンテナンス代行に依頼できるのは、サイトを「いまの状態のまま保つ」作業です。中身を増やす、見た目を変える、機能を足す作業は多くの場合で範囲外になります。公開後にやることと重ねて見ると、境目がわかりやすくなります。

依頼できる作業と、別料金になりやすい作業を並べます。

作業の種類 月額に入りやすい 別料金になりやすい
更新 本体・テーマ・プラグインの更新 更新で壊れた箇所の作り直し
データ 日次バックアップと保管 古い世代からの部分的な復元
セキュリティ ログイン防御、改ざん監視 改ざん後の駆除と原因調査
中身の更新 文言や画像の差し替え(件数上限つき) ページの新規追加、原稿づくり
見た目 表示崩れの修正 デザイン変更、レイアウトの作り替え
サーバー 稼働の監視、契約更新の声かけ サーバー移転、PHPの切り替え作業
機能 既存機能が動かないときの修理 新しい機能の追加、多言語化などの拡張

境目は「元の状態に戻すのか、新しい状態にするのか」です。戻す作業はメンテナンス、進める作業は制作、と考えるとほぼ当てはまります。

たとえばWordPressの多言語化カスタム投稿タイプの追加は、サイトの作りそのものを変える作業です。月額の中でお願いできる範囲ではありません。事前に別の見積りを取る前提で進めてください。

この章のポイント:「戻す作業はメンテナンス、進める作業は制作」。この一線を先に共有しておくと、あとで話がこじれません。

05更新は自動でも、メンテナンスが要る理由

要点:いまのWordPressは、セキュリティ修正を自動で当ててくれます。それでもメンテナンス代行が要るのは、更新そのものではなく「更新で何かが壊れたとき」に人の判断が必要だからです。月額で買っているのは、作業ではなく戻せる体制です。WordPressの更新は必要かもあわせてご覧ください。

ここは誤解が多いところなので、公式の記述から確認します。

WordPress公式のドキュメントには、バージョン3.7以降、マイナー更新とセキュリティ更新はほとんどのサイトで自動的に適用されると書かれています。さらにバージョン5.6以降に新規インストールした環境では、メジャーバージョンを含む自動更新も選べます。

つまり「毎月、更新ボタンを押してもらうため」だけに月額を払うのは、いまの環境では割に合いません。では何にお金を払っているのでしょうか。

更新は自動で進みます。壊れたことに気づき、原因を切り分け、元に戻す。この3つは、いまも人の仕事です。

実際に起きるのは、こういう流れです。プラグインが自動更新される。テーマ側の記述と食い違って、問い合わせフォームだけが動かなくなる。見た目は普段どおりなので、誰も気づかない。2週間後に「最近まったく問い合わせが来ない」と気づく。

この2週間を数時間に縮めるのが監視で、そこから元に戻すのが復旧です。どちらも自動更新の範囲外にあります。プラグインを入れすぎているサイトほど起きやすいので、プラグインの選び方もあわせて見直してください。

公式ドキュメントが更新前のバックアップを勧めているのも、同じ理由です。安全対策の考え方そのものは、IPA(情報処理推進機構)の「安全なウェブサイトの作り方」が公開されています。放置したときに何が起きるかは放置したWordPressが危険な理由で具体例を挙げています。

この章のポイント:更新作業の代行だけなら、いまのWordPressにはほぼ不要です。月額の価値は、気づく仕組みと戻す体制のほうにあります。

06メンテナンス契約の有無で変わったこと

要点:不具合に気づくまでの時間は、メンテナンス契約なしで平均2.4日、契約ありで平均3時間でした。差がもっとも大きかったのは、直近のバックアップが何日前かという項目です。サイトが表示されない原因の切り分けにも直結します。

メンテナンス契約なしと契約ありの比較
WordPressサイトで不具合が起きたときの発見時間、復旧時間、バックアップの世代、復旧できなかった割合をメンテナンス契約の有無で比較したデータ
項目 メンテナンス契約なし メンテナンス契約あり
不具合に気づくまで 平均2.4日 平均3時間
元に戻るまで 平均19時間 平均4時間
直近のバックアップ 平均41日前 平均1日前
完全には戻せなかった割合 17% 2%
1回あたりの追加費用 都度見積り(数万円〜数十万円) 72%が契約内で完了

出典:ZenWeb Japanが対応した企業サイトの不具合対応記録、2024〜2026年、日本国内。

注目していただきたいのは3行目です。契約がないサイトでは、直近のバックアップが平均で41日前でした。これは「バックアップを取っていない」のではありません。最初に設定はしたけれど、途中で止まっていたことに誰も気づいていなかった、というケースがほとんどです。

バックアップは、取る仕組みより「取れているか確かめる仕組み」のほうが大事です。復元まで試して初めて、使えるバックアップだとわかります。

この章のポイント:差が出るのは技術力より、確認の頻度です。止まったバックアップに気づけるかどうかで、最悪の日の結果が変わります。

07追加請求になりやすい作業の内訳

要点:1年のあいだにもっとも多く発生したのは、文言や画像の差し替えで61%でした。次いでプラグイン更新後の表示崩れが38%です。金額が大きくなりやすいのは、発生率12%の改ざん復旧でした。WordPressのセキュリティ対策で予防の基本を整理しています。

1年に発生した作業と契約上の扱い
WordPressメンテナンス契約中の企業サイトで1年間に発生した作業の種類別発生率と、契約上の扱われ方および費用規模
作業 1年での発生率 契約上のよくある扱い 費用の大きさ
文言・画像の差し替え 61% 件数の上限つきで月額に含む
更新後の表示崩れの修正 38% 「軽微」の定義しだいで分かれる 小〜中
PHPバージョンの切り替え 46% 別料金、またはサーバー会社の範囲
ページの新規追加 34% ほぼ別見積り
改ざん・不正ログインからの復旧 12% 上位プランのみ含む
SSL証明書の更新トラブル 11% 契約により分かれる
サーバー移転 8% 別料金

出典:ZenWeb Japanがメンテナンスを担当した企業サイトの作業記録、2024〜2026年、日本国内。

いちばん揉めやすいのは、2行目の「軽微な修正」です。契約書にこの4文字しか書かれていないと、何が軽微なのかは会社によって変わります。作業時間で線を引くのが、いちばん誤解が少ない書き方です。

SSL証明書の更新は、自動化されている環境では起きません。それでも11%で発生しているのは、設定が古いまま残っているサイトがあるためです。証明書の種類による違いはSSL証明書とはで解説しています。ドメインとサーバーの更新管理も、あわせて確認しておきたい項目です。

この章のポイント:「軽微な修正」は作業時間で定義してください。1件あたり何分まで、月に何件まで。この2つだけで、追加請求の揉め事はほぼ消えます。

「軽微な修正」の範囲、書面で決まっていますか。

いまのサイトで年間どのくらいの作業が発生しそうかを試算し、月額に含める範囲をご提案します。 保守込みのWordPress制作を相談する →


08依頼先を決めるまでの5つの手順

要点:WordPressメンテナンス代行を選ぶときは、見積りを集める前に自社の状態を書き出してください。同じ条件を渡さないと、金額を並べても比べられません。WordPress制作と保守のご相談でも、この順番でお話をうかがっています。

WordPressメンテナンス代行の依頼先を決める手順

次の順番で進めると、金額だけで選んで後悔することが少なくなります。所要はおおむね2〜3週間です。

  1. いまのサイトの状態を書き出す。WordPressのバージョン、テーマ名、プラグインの数、サーバー会社、ページ数、月間の更新回数。この6つがあれば、どこに出しても見積りが返ってきます。
  2. 自社でやることと任せることを線引きする。お知らせの投稿は社内、更新とバックアップは外部、といった具合です。ここが曖昧だと、料金だけが膨らみます。
  3. 同じ条件で3社に見積りを依頼する。渡す情報が違うと、比べているつもりで比べられていません。1社目に出した資料をそのまま使ってください。
  4. 「含まれない作業」を先に確認する。含まれる作業の一覧はどこも似ています。差が出るのは除外の書き方です。改ざん復旧、PHP切り替え、表示崩れの修正が入っているかを名指しで聞いてください。
  5. 連絡窓口と対応時間を決める。誰に、どこへ連絡すると、いつまでに返事が来るか。夜間や休日をどう扱うかも、契約前に確かめておきます。

4つ目でつまずく会社は、契約後もつまずきます。除外を明記できるのは、自分たちの対応範囲を把握できている証拠だからです。

なお、メンテナンスしやすいサイトかどうかは、実は作る段階でほぼ決まっています。構造が整理されていれば、直す場所もすぐに見つかります。設計の考え方はワイヤーフレームの作り方で解説しています。

この章のポイント:比べるのは金額ではなく、除外事項の書き方です。除外をはっきり書ける会社ほど、対応範囲を分かっています。

09年別・メンテナンス契約と月額の推移

要点:メンテナンス契約を結んでいる企業サイトの割合は、2022年の44%から2026年の71%まで増えました。月額の中央値も1.2万円から2.4万円へ上がっています。上がった分の中身は、復旧対応と責任範囲の明記でした。WordPress制作と保守代行のご相談でも、この変化を感じています。

年別・メンテナンス契約の割合と月額の中央値
企業サイトにおけるWordPressメンテナンス契約の締結割合と月額中央値の年別推移および各年の主な変化
メンテナンス契約ありの割合 月額の中央値 その年の主な変化
2022年 44% 1.2万円 更新の代行が契約の中心
2023年 51% 1.5万円 バックアップの世代管理が標準に
2024年 58% 1.8万円 検証環境での事前確認を求める声が増加
2025年 65% 2.2万円 改ざん時の復旧対応を明記する契約が増加
2026年 71% 2.4万円 責任の範囲を書面で分ける流れが定着

出典:ZenWeb Japanが構築・メンテナンスを担当した企業サイトの記録、2022〜2026年、日本国内。

月額が上がったのは、値上げというより中身が増えたためです。2022年ごろの1.2万円と、2026年の2.4万円では、含まれる作業がそもそも違います。

いま古い契約のまま続けている場合は、金額ではなく中身を並べて比べてみてください。同じ1.5万円でも、復旧が入っているかどうかで意味がまったく変わります。

この章のポイント:相場が上がったのは、責任範囲を書面に落とす契約が増えたからです。長く続けている契約ほど、一度中身を確認する価値があります。

10自社でやるか、任せるかの分かれ目

要点:判断の基準は技術力ではなく、担当者の時間と代わりがいるかどうかです。1人で見ている状態なら、その方が休んだ日に誰も動けません。WordPressを自作して挫折するパターンとも重なる話です。

自社対応でうまく回っているのは、次の条件がそろっているサイトです。

  • 触れる人が2人以上いる。1人だけの場合、退職や異動でその日から止まります。
  • 復元まで試したことがある。バックアップを取っているだけでは足りません。実際に戻せた経験が要ります。
  • 検証環境がある。本番でいきなり更新しない仕組みがあるかどうかです。
  • 連絡先が整理されている。サーバー、ドメイン、テーマの購入先。慌てたときに探し始めると、それだけで数時間かかります。

この4つのうち2つ以上が欠けているなら、外に出したほうが結果的に安くつくことが多いです。社内で1時間かけて調べる作業が、慣れている人なら10分で終わるためです。

逆に、記事の投稿や画像の差し替えまで外注する必要はありません。日々の更新は社内で持ったほうが早いですし、費用も抑えられます。表示が遅いといった改善はWordPressの表示が遅い原因を先に確認してから相談すると、話が早く進みます。

この章のポイント:「1人しか触れない」状態がいちばん危ない形です。技術力より、代わりがいるかどうかで判断してください。

いまのサイト、戻せる状態になっていますか。

バックアップが動いているか、復元できるかを確認したうえで、必要なメンテナンスの範囲をご提案します。 WordPressの構築と保守を確認する →


11制作会社とメンテナンス専門会社の違い

要点:制作会社は中身を知っているぶん原因の切り分けが早く、メンテナンス専門会社は監視や復旧の仕組みが整っています。改修も見据えるなら制作会社、いまの形を保つだけなら専門会社が向いています。制作会社の選び方の考え方がそのまま使えます。

どちらが優れているという話ではありません。得意な場面が違います。

比べる点 作った制作会社 メンテナンス専門の会社
原因の切り分け 構造を知っているので早い 最初は調査に時間がかかる
監視・復旧の仕組み 会社によって差が大きい 標準で整っていることが多い
改修・機能追加 そのまま相談できる 別の会社を探すことになる
月額 中〜高め 低〜中
向いている場面 これからも手を入れていくサイト 形を変えず長く動かすサイト

選ぶときは、これから3年でサイトに手を入れるかどうかを考えてみてください。ページを増やす、フォームを変える、機能を足す。そうした予定があるなら、作りを理解している会社にまとめたほうが早く進みます。

ZenWeb Japanでは、WordPressでのサイト構築から保守代行までを続けてお受けしています。作った側がメンテナンスも担当するので、不具合が出たときに調査から始める必要がありません。

この章のポイント:これから手を入れるサイトなら制作会社、形を保つだけならメンテナンス専門会社。3年先の予定で決めてください。

12まとめ|WordPressメンテナンス代行の相場と範囲

要点:WordPressメンテナンス代行の月額は1万〜3万円がもっとも多く、復旧対応が入るのは3万円台からです。判断の材料になるのは含まれる作業ではなく、除外された作業のほうです。保守費用の相場とあわせてご検討ください。

まず相場です。1万〜3万円の帯がもっとも多く、ここに更新、バックアップ、監視、軽微な修正が入ります。復旧まで含めたいなら3万円台からと考えてください。

次に範囲です。「戻す作業はメンテナンス、進める作業は制作」で線を引きます。多言語化やページ追加はメンテナンスの外にあります。

そして、いちばん大事なところ。更新そのものはWordPressがかなり自動でやってくれます。それでも月額を払う理由は、壊れたことに早く気づき、確実に元へ戻せる体制を持つためです。契約書を開いたら、含まれる作業の一覧ではなく、除外事項から読んでみてください。そこに、その会社が本当に引き受けてくれる範囲が書かれています。


13よくある質問

要点:WordPressメンテナンス代行について、企業サイトのご担当者からよくいただく質問をまとめました。最低いくらから頼めるか、制作した会社以外に頼めるか、契約期間はどのくらいかの3つが中心です。

1. WordPressメンテナンス代行は、いくらから頼めますか?

月額5,000円前後から契約できます。ただしその帯は更新の代行が中心で、不具合が起きたときは都度お見積りになります。バックアップと監視まで含めるなら1万円台、復旧対応まで含めるなら3万円台が目安です。金額だけでなく、その帯で何が変わるかを見て決めてください。

2. メンテナンスを頼まないと、どうなりますか?

すぐに何かが起きるわけではありません。問題は、起きたときに気づくのが遅れることです。実際の対応記録では、契約がないサイトは不具合の発見まで平均2.4日かかっていました。直近のバックアップも平均41日前で、その間の更新はすべて失われます。

3. 制作を頼んだ会社とは別の会社に、メンテナンスだけ頼めますか?

頼めます。ただし引き継ぎの際に、サーバーとWordPressの管理者情報、テーマの入手先、使っているプラグインの一覧が必要です。この情報がそろわないと、調査から始めることになり初期費用が上がります。契約解除の前に、まず資料を集めてください。

4. メンテナンス代行の契約期間は、どのくらいが一般的ですか?

年単位の契約が多く、月ごとの更新にしている会社もあります。長期契約で割引が付く場合もありますが、最初は短めにして対応の速さを確かめるのが安全です。返事の速さと報告の中身は、3か月もあれば十分に判断できます。

5. 自社でやる作業と、任せる作業の境目はどこですか?

元に戻せる作業は社内、戻すのに専門知識が要る作業は外部、が目安です。記事の投稿や画像の差し替えは社内で問題ありません。更新の事前確認、改ざんからの復旧、サーバー環境の変更は外部にお任せください。失敗したときの影響が大きい作業ほど、任せる価値があります。

止まらないサイトを、続けて持つために。

ZenWeb Japanは2000年創業、日本品質を適正価格でご提供しています。WordPressの構築から日々のメンテナンス代行、トラブル時の復旧まで一貫して対応します。いまの契約の見直しだけでも、お気軽にお問い合わせください。

無料で相談する →

まずは、いまお困りのことを聞かせてください

ご相談は無料です。要件が固まっていない段階でも構いません。内容をうかがったうえで、進め方とお見積りをご提案します。