ホームページ制作の基礎

ホームページ制作の予算の決め方と社内説明

最終更新日:2026年8月15日 ZenWeb Japan 編集部
結論:ホームページ制作の予算は、相場表から決めるものではありません。何を減らしたいか、何が増えれば元が取れるか。この2つを先に決めると、金額はあとから自然に決まります。社内説明も、1案ではなく3案を並べたほうが通ります。

01はじめに|この記事でわかること

要点:この記事は、見積りを受け取る側ではなく、社内で予算を通す側の視点で書いています。2000年創業のWeb制作会社ZenWeb Japanが、実際の案件の記録から、ホームページ制作の予算の決め方と社内説明の進め方をお伝えします。

「だいたいいくらくらいですか」。最初のご相談で、いちばん多い質問です。ただ、この質問にその場で答えても、たいていうまくいきません。

金額だけ先に決まると、あとから足りなくなります。逆に、多めに取っておいた予算は社内で通りません。どちらも、決め方の順番が逆になっているだけです。

お伝えするのは、次の3つです。

  • 予算の出発点。相場ではなく、目的と回収の見込みから決める考え方。
  • 抜けやすい費用。あとから出てきた費用と、その発生率を数字で確認します。
  • 社内での通し方。稟議が通った案件と、見送りになった案件の違い。
この章のポイント:ホームページ制作の予算は、金額から入ると決まりません。目的と回収の見込みを先に置くと、必要な金額のほうから見えてきます。

まずは予算の考え方を、動画で押さえておきましょう。

ホームページ制作の予算、いくらが妥当?予算の考え方と制作会社との付き合い方

出典動画:「ホームページ制作の予算、いくらが妥当?予算の考え方と制作会社との付き合い方」(YouTube)


02相場表から決めると、たいてい足りなくなります

要点:相場表の金額は、条件が違う案件を平均した数字です。自社の条件を入れると、上にも下にも大きく動きます。ホームページ制作の費用相場は目安として役に立ちますが、予算を決める根拠にはなりません。

ネットで相場を調べると、「10ページで50万〜100万円」といった数字が並びます。この幅、実は広すぎます。

同じ10ページでも、原稿がすでにあるサイトと、取材から始めるサイトでは工数が倍ほど違います。写真も同じです。素材がある会社と、撮影から始める会社では、初期費用が数十万円変わります。

相場表が答えているのは「他社はいくら払ったか」です。「自社はいくら払うべきか」には答えていません。

もうひとつ、相場表には出てこない前提があります。すでに9割を超える企業が自社のホームページを持っているという事実です(総務省・令和6年通信利用動向調査(企業編))。

つまり、いまホームページを作る目的は「持っていない状態を埋めること」ではありません。すでにある無数のサイトの中で、選ばれる理由をつくることです。目的が変われば、必要な金額も変わります。

この章のポイント:相場は目安であって、根拠ではありません。自社の条件を入れずに金額を決めると、途中で必ず調整が必要になります。

御社の条件で、金額の幅をお出しします。

原稿の有無やページ数の前提を伺えば、上限と下限の目安をその場でお伝えできます。 ホームページ制作の対応範囲を見る →


03予算の出発点は「何を減らしたいか」です

要点:ホームページ制作の予算の決め方で、最初に置くべきは目的ではなく「いま困っていること」です。減らしたい手間や、増やしたい件数を数字にすると、いくらまで出せるかが計算できます。Web担当者が一人の会社の進め方でも、この順番は変わりません。

「かっこいいサイトにしたい」から始めると、予算は決まりません。判断の基準がないからです。

代わりに、こう聞いてみてください。いまの状態が続いたら、1年でいくら損をしているか。

たとえば、こんな形です。

  • 採用で困っている場合。人材紹介会社への手数料が1人あたり100万円。年2名なら200万円が出ていきます。
  • 問い合わせが少ない場合。1件の受注が平均50万円。月1件増えれば、年600万円の売上が動きます。
  • 手作業が多い場合。受発注の入力に月20時間。人件費に直すと年60万円ほどです。

この数字が出れば、予算の上限は自然に決まります。年200万円の採用コストを半分にしたいなら、100万円台の投資は説明できます。逆に、年60万円の手間を減らすために300万円をかけるのは、社内で止まります。

大事なのは、正確さではありません。桁が合っていれば十分です。桁が合っていない案は、決裁者にはすぐ見抜かれます。

この章のポイント:いま損をしている金額を先に出してください。その数字が、そのまま予算の天井になります。

04目的別|初期費用の目安と回収の見方

要点:目的ごとに、初期費用の中央値と、社内で回収の指標に置かれた項目を並べました。同じ「ホームページ制作」でも、目的が変わると金額は3倍以上ひらきます。予算を決める前に、自社がどの行にいるかを確認してください。

目的別の初期費用と回収の指標
ホームページ制作の目的ごとに、初期費用の中央値と社内で回収の指標に置かれた項目をまとめた表
サイトの目的 初期費用の中央値 社内で置かれた回収の指標
会社案内として整えたい
68万円
紙の会社案内の印刷費
採用の応募を増やしたい
124万円
人材紹介の手数料
問い合わせを増やしたい
152万円
問い合わせ件数と受注単価
業務をWebで回したい
218万円
手入力にかかっていた時間
ネットで販売したい
254万円
受注件数と客単価

出典:ZenWeb Japanの制作案件の集計(日本国内、2019〜2026年)。初期費用のみで、メンテナンス費は含みません。

会社案内が中心のサイトと、販売まで担うサイトでは、初期費用が3.7倍ちがいます。同じ「ホームページ制作」という言葉で括られていても、中身は別物です。業務をWebで回す場合はシステム開発の費用相場、販売が目的ならECサイト構築費用の内訳もあわせてご確認ください。

注目していただきたいのは右の列です。回収の指標が具体的な行ほど、社内での説明は楽になります。「紙の会社案内の印刷費」なら、いくら浮くかがすぐ計算できるからです。

この章のポイント:目的が変われば金額は3倍以上動きます。自社の目的と、それに対応する回収の指標を先に決めてください。

05予算に入れ忘れやすい費用があります

要点:見積書に載っているのは制作費だけです。原稿、撮影、公開後のメンテナンス。この3つは別枠になっていることが多く、予算に入っていないと後半で足りなくなります。ホームページ保守費用の相場もあわせてご確認ください。

「見積りどおりの金額で収まりましたか」と伺うと、収まったという回答は半分ほどです。残りの半分は、途中で何かが足されています。

足されるものは、だいたい決まっています。

  • 原稿の作成。社内で書く前提だった原稿が、結局は外注になるケースです。
  • 写真の撮影。手持ちの素材で足りると思っていたら、解像度が足りなかった、という形が多いです。
  • 公開後のメンテナンス。サーバー、ドメイン、更新作業。初期費用とは別に、毎年かかります。

逆に言えば、この3つを最初から予算に入れておけば、追加の話はほとんど出ません。次の章で、実際の発生率を見ていきます。

この章のポイント:原稿・撮影・メンテナンスの3つは、制作費とは別枠です。最初から予算に入れておくと、後半の追加交渉がなくなります。

06内訳別|あとから出てきた費用の発生率

要点:当初の予算に入っていなかった費用を、発生率と金額に分けて集計しました。頻度が高いのは原稿と写真、金額が大きいのはシステム連携です。性質が違うので、備え方も分けて考える必要があります。

予算外の費用の発生率と金額
当初の予算に入っていなかった費用について、発生した案件の割合と追加金額の中央値をまとめた表
予算に入っていなかった費用 発生した案件の割合 追加金額の中央値
原稿の作成・取材 47% 18万円
公開後のメンテナンス・サーバー・ドメイン 41% 年6万円
写真・動画の撮影 34% 22万円
途中で増えたページ 29% 12万円
既存システムやツールとの連携 18% 38万円
多言語・アクセシビリティ対応 12% 26万円

出典:ZenWeb Japanの制作案件の集計(日本国内、2019〜2026年)。当初見積りに含まれていなかった費目が対象です。複数回答を含みます。

原稿は半数近くで発生し、追加は18万円。金額そのものは大きくありませんが、頻度が高いぶん、最初から入れておく価値があります。

一方、システム連携は18%と少ないのに、38万円といちばん高くなります。既存の基幹システムや予約ツールとつなぐ話が、設計の途中で出てくるためです。連携の可能性がある会社は、この分を先に見ておいてください。

この章のポイント:頻度が高いのは原稿とメンテナンス、金額が大きいのはシステム連携です。上位3つを入れておくだけで、予算の精度はかなり上がります。

連携が絡む案件も、先に金額を出せます。

既存システムとつなぐ場合の工数と費用の目安を、設計前の段階でご説明できます。 Webシステム開発の対応範囲を見る →


07社内説明は、3案を並べると通ります

要点:1案だけを持っていくと、決裁は「やる・やらない」の二択になります。3案を並べると「どれにするか」の相談に変わります。見積書の見方を押さえたうえで、金額差の理由まで書いておいてください。

稟議が止まる理由の多くは、金額の高さではありません。比べるものがないことです。

150万円という数字だけを見せられた決裁者は、高いか安いか判断できません。判断できないときの答えは、たいてい「保留」になります。

そこで、3案を用意します。組み方はこうです。

  • 梅:いま困っていることだけを解決する案。ページ数を絞り、原稿は社内で用意します。最低限の投資額がわかります。
  • 竹:本命の案。目的に対して必要な機能とページを揃えます。ここを通したい、という案です。
  • 松:将来の拡張まで含めた案。採用ページや多言語対応まで入れます。上限を示す役割です。

大事なのは、松を通すことではありません。松があることで、竹が「妥当な真ん中」に見えることです。

もうひとつ、各案に「やらないこと」を書いておいてください。梅を選んだ場合に何が残るのか。これが書かれていると、決裁者は判断しやすくなります。

この章のポイント:1案は二択を生み、3案は相談を生みます。松竹梅を並べ、それぞれの「やらないこと」まで書いてください。

08出し方別|承認までの日数と通過率

要点:社内への出し方ごとに、一度で承認された割合と決裁までの日数を集計しました。3案に回収の見込みを添えた形が、通過率78%でいちばん高くなります。日数も、1案だけの場合の半分以下です。

社内への出し方別・決裁の結果
ホームページ制作の予算を社内に出す方法ごとに、承認の結果と決裁までの日数をまとめた表
社内への出し方 一度で承認 差し戻し後に承認 見送り 決裁までの日数
1案だけを金額とともに提出 34% 41% 25% 42日
3案(松竹梅)を並べて提出 61% 30% 9% 24日
3案+回収の見込みを添付 78% 18% 4% 16日
3社の相見積りを比較表で提出 66% 27% 7% 21日

出典:ZenWeb Japanの制作案件の集計(日本国内、2019〜2026年)。社内決裁の経緯を伺えた案件が対象です。

1案だけを出した場合、4件に1件が見送りになります。金額が高かったからではなく、比べる材料がなかったからです。

回収の見込みを添えると、通過率は78%まで上がります。決裁者が知りたいのは金額そのものではなく、その金額が戻ってくるかどうかだからです。

この章のポイント:3案+回収の見込み。この形が、通過率78%・決裁16日でいちばん早く進みます。

09決裁者から聞かれることは、だいたい同じです

要点:稟議で返ってくる質問は、4つに集約されます。あらかじめ答えを用意しておけば、差し戻しの回数が減ります。制作会社との打ち合わせで聞くべき質問を先に済ませておくと、答えが揃います。

差し戻しの理由を伺うと、ほとんど同じ質問が並びます。よく出る4つと、答え方の方向を整理しました。

聞かれること 用意しておく答え
この金額の根拠は何か ページ数と作業内容の内訳。相場ではなく自社の条件で説明します。
いつ元が取れるのか いま出ている費用と、減らせる見込み額。年単位で示します。
来年も同じ金額がかかるのか 初期費用と年間の運用費を分けて提示します。
もっと安くできないのか 梅案の金額と、そのとき諦めることを一緒に出します。

4つめの「もっと安く」への答え方が、いちばん差が出ます。値引きの話にすると値切り合戦になりますが、削る内容の話にすれば、判断の相談に変わります。

会計上の扱いを聞かれることもあります。制作費が経費になるか資産になるかは、内容によって分かれます。ホームページ制作費の勘定科目で整理していますので、経理部門に確認する前にご覧ください。

この章のポイント:根拠・回収・翌年以降・安くできるか。この4つの答えを先に用意しておけば、差し戻しはほぼ防げます。

10予算が足りないときは、削る順番があります

要点:削るなら、あとから足せるものから削ってください。ページ数や写真は追加できますが、設計とサイト構造はやり直しになります。ワイヤーフレームの作り方の段階で決まる部分は、削らないほうが結果的に安く済みます。

予算が届かないとき、多くの会社がまず削るのは設計の工程です。目に見えないので、削っても損した気がしないためです。

ただ、ここは最後まで残してください。順番をつけると、こうなります。

  1. まず、ページ数を減らす。公開後に追加できます。10ページを6ページにしても、あとから足せます。
  2. 次に、写真や動画を後回しにする。既存の素材で公開し、撮影は次の年度に回します。
  3. その次に、機能を段階に分ける。問い合わせフォームだけ先に入れ、予約機能は次の段階にします。
  4. 最後まで残すのが、設計と構造です。ここを削ると、追加のたびに作り直しが発生します。

実際、あとから作り直しになった案件の多くは、設計の工程を短くしています。目先で20万円浮かせて、翌年に60万円かかる。これがいちばん避けたい形です。

この章のポイント:削るのは、あとから足せるものから。設計と構造だけは最後まで残してください。

11年度別|初期費用と運用費の配分の推移

要点:初期費用はほぼ横ばいですが、年間の運用費は上がり続けています。予算全体に占める運用費の割合は、2019年の15%から2026年には32%になりました。予算の組み方も、これに合わせる必要があります。

年度別の初期費用と年間運用費
年度ごとに、ホームページ制作の初期費用の中央値と年間運用費、運用費が占める割合をまとめた表
集計年 初期費用の中央値 年間の運用費 3年総額に占める運用費の割合
2019年 138万円 21万円 15%
2021年 146万円 29万円 20%
2023年 152万円 38万円 25%
2025年 158万円 47万円 30%
2026年 161万円 52万円 32%

出典:ZenWeb Japanの制作案件の集計(日本国内、2019〜2026年)。運用費はサーバー・メンテナンス・更新作業の合計です。

初期費用は7年で17%しか上がっていません。一方、運用費は21万円から52万円へと2.5倍近くになっています。

理由はいくつかあります。SSLやセキュリティ対応が必須になったこと、更新の頻度が上がったこと、スマートフォンとパソコンの両方を見る必要が出てきたこと。どれも公開後にかかり続ける費用です。

ですから、予算の説明は初期費用だけでは足りません。3年でいくらかかるか。この形で出したほうが、あとで揉めません。作り直しの周期はリニューアルのタイミングで整理していますので、次の投資時期の見込みもあわせて添えておくと安心です。

この章のポイント:運用費が予算全体の3割を占める時代になりました。初期費用だけでなく、3年分の総額で説明してください。

3年分の総額でお見積りをお出しします。

初期費用と運用費を分けた形で、稟議にそのまま使える資料をご用意できます。 リニューアルの費用を相談する →


12予算の決め方|社内で進める5つの手順

要点:ここまでの内容を、実際の手順にまとめます。所要時間は、社内の打ち合わせ1回と、見積り依頼の2週間ほどです。相見積もりの比較のコツは、手順3のあとでご覧ください。

ホームページ制作の予算を社内で決める手順

見積りを依頼する前に社内で決めておく5つの項目です。この順番で進めると、稟議の差し戻しが減ります。

  1. いま損をしている金額を出す。採用の手数料、印刷費、手作業の時間。年単位で概算します。桁が合っていれば十分です。
  2. 回収の指標を1つだけ決める。問い合わせ件数、応募数、作業時間。複数置くとぼやけるので、1つに絞ります。
  3. 3社に同じ条件で見積りを依頼する。条件が違うと比較できません。ページ数と原稿の有無だけは揃えてください。
  4. 松竹梅の3案に組み替える。各案に「やらないこと」と3年分の総額を書き添えます。
  5. 回収の見込みを1枚にまとめて添付する。手順1の損失額と、手順2の指標がどう動くか。A4で1枚あれば十分です。

この5つが揃うと、決裁者が判断に必要な材料はすべて揃います。逆に、どれかが欠けていると、その部分が質問になって戻ってきます。

この章のポイント:損失額、指標、3社見積り、3案、回収の1枚。この5つが、そのまま稟議書の中身になります。

13補助金は、予算の前提に入れないでください

要点:補助金は採択されるとは限りません。前提に入れて予算を組むと、不採択のときに計画ごと止まります。自社の予算で成立させたうえで、通ったら助かる、という置き方が安全です。

「補助金が使えるなら、もう少し大きくできます」。よく伺うご相談です。

気持ちはわかるのですが、順番が逆です。補助金は申請すれば必ず通るものではありませんし、公募の時期も限られています。

もうひとつ注意点があります。2026年度からは、これまでのIT導入補助金がデジタル化・AI導入補助金として運用されています。ホームページを作るだけでは対象になりにくく、業務の効率化につながるツールの導入とセットであることが求められます。

ですから、こう置いてください。

  • 自社の予算だけで成立する案を、本命にする。補助金がなくても実行できる金額です。
  • 補助金は、松案に届くための上乗せとして考える。採択されたら範囲を広げる、という順番にします。
  • 公募の時期と着手のタイミングを確認しておく。交付決定の前に発注すると対象外になる制度もあります。
この章のポイント:補助金は前提ではなく上乗せです。なくても実行できる案を本命に置いてください。

14見積り前に、予算枠を伝えるべきでしょうか

要点:伝えたほうが、良い提案が返ってきます。金額を隠すと、制作会社は無難な内容で見積るしかありません。ただし、伝え方には工夫が必要です。制作会社の選び方とあわせて考えてください。

「予算を言うと、その金額いっぱいで見積られるのでは」。よくいただくご懸念です。

実際にはその逆のことが起きます。予算がわからないと、制作会社は外れないラインで組みます。その結果、御社にとって本当に必要な提案が出てこないことがあります。

おすすめの伝え方は、幅で示すことです。

  • 上限だけを伝える。「200万円までなら社内で通せます」。判断の境界がはっきりします。
  • 幅で伝える。「100万〜180万円で考えています」。この幅の中で提案が組まれます。
  • 優先順位を添える。「予算内なら採用ページを優先したい」。使い道の相談ができます。

逆に避けたいのは、金額を伏せたまま「一式でいくらですか」と聞く形です。前提が共有されないので、比較しても差がわかりません。

この章のポイント:予算は幅で伝えてください。隠すより伝えたほうが、提案の中身は良くなります。

15まとめ|予算は金額ではなく、材料で決まります

要点:ホームページ制作の予算の決め方でいちばん大事なのは、金額の設定ではありません。判断の材料を揃えることです。まずはZenWeb Japanのような制作会社に、3年分の総額を含む形で相談してみてください。

最後に、3行でまとめます。

  • 相場ではなく、損失額から決めてください。いま出ている費用が、そのまま予算の天井になります。
  • 3案+回収の見込みで出してください。通過率は34%から78%に変わります。
  • 3年分で説明してください。運用費は予算全体の32%を占めるようになりました。

ZenWeb Japanは2000年創業のWeb制作会社です。お見積りをお出しするときは、初期費用と運用費を分け、3年分の総額まで書いています。そのほうが、社内でご説明いただきやすいからです。

進め方でお困りのときは、納期が遅れる原因と対策リニューアルの費用と内訳もあわせてご覧ください。


16よくある質問

要点:予算の目安、稟議の通し方、運用費の考え方。ご相談の場でよくいただく5つの質問にお答えします。個別のご事情はホームページ制作のご相談窓口からお気軽にお声がけください。

1. ホームページ制作の予算は、どうやって決めればよいですか

相場ではなく、いま損をしている金額から決めてください。採用の手数料や印刷費など、ホームページで減らせる費用を年単位で出すと、それが予算の上限になります。そのうえで、目的に合う金額を制作会社に相談する順番が確実です。

2. 中小企業だと、いくらくらいが目安になりますか

目的によって変わります。当社の集計では、会社案内が中心なら68万円、問い合わせを増やす目的なら152万円が中央値でした。ただ、これは目安です。原稿の有無やページ数で、上下に大きく動きます。

3. 稟議が通りません。どうすればよいでしょうか

1案だけを出していないかご確認ください。松竹梅の3案に、回収の見込みを1枚添えた形にすると、当社の集計では一度で承認された割合が34%から78%に上がりました。決裁者が知りたいのは金額ではなく、戻ってくるかどうかです。

4. 初期費用のほかに、毎年いくらかかりますか

サーバー、ドメイン、メンテナンス、更新作業を合わせて、年間の運用費は50万円前後が目安です。規模や更新の頻度によって変わります。稟議では、初期費用と3年分の運用費を分けて出すことをおすすめします。

5. 予算が足りない場合、何から削ればよいですか

あとから足せるものから削ってください。ページ数、写真、機能の順です。設計とサイト構造だけは最後まで残してください。ここを削ると、追加のたびに作り直しが発生し、結果的に高くつきます。

稟議に使える見積り、一緒につくりませんか?

ZenWeb Japanは2000年創業のWeb制作会社です。松竹梅の3案と、初期費用・運用費を分けた3年分の総額を、そのまま社内資料に使える形でお出しします。予算の枠だけ決まっている段階でも構いません。

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