WordPress活用

WordPressの多言語化|プラグインと構成の選択

最終更新日:2026年8月12日 ZenWeb Japan 編集部
結論:WordPressの多言語化は、プラグイン選びから入るとうまくいきません。先に決めるのは「どのページを、誰が、どのくらいの頻度で訳し続けるか」です。ここが決まれば、使うプラグインもURLの分け方も自然に決まります。公開すること自体は、いまはそれほど難しくありません。難しいのは、二言語目を古びさせずに保つほうです。

01はじめに|この記事でわかること

要点:この記事では、WordPressの多言語化を機能の比較ではなく、運用が続くかどうかから整理します。3つのやり方、プラグインの向き不向き、URLの分け方、費用と工数、公開後に起きたことの順に見ていきます。WordPressでのサイト構築で実際に扱ってきた内容です。

「英語版も用意したいのですが、プラグインはどれがいいですか」。多言語化のご相談は、たいていこの質問から始まります。

ただ、この順番で決めていくと、あとで行き詰まります。プラグインを入れて、翻訳を流し込んで、公開まではたどり着きます。問題はその先です。日本語側だけが更新され、英語側は公開時のまま止まります。半年もすると、書いてある内容が食い違います。

実際、私たちが引き継いだサイトでいちばん多い依頼は「英語ページの中身が古いので直したい」というものです。作り方の失敗ではなく、続け方が決まっていなかっただけ、という場合がほとんどでした。

お伝えするのは、2000年創業のWeb制作会社ZenWeb Japanが、企業サイトの多言語対応で積み上げてきた記録です。WordPress以外も含めた全体像は多言語サイト制作の費用と注意点で整理しています。

この章のポイント:WordPressの多言語化でつまずくのは、公開の手前ではなく公開のあとです。決めるべきは機能ではなく、更新を誰が担うかです。

まずは多言語化プラグインの動きを、動画で確認しておきましょう

【第273回ラジオ】WordPressを多言語化対応するプラグイン「Bogo」を使ってみる

出典動画:YouTube


02WordPressの多言語化とは|3つのやり方

要点:WordPressの多言語化とは、1つの記事に対して言語ごとのページを用意し、行き来できるようにすることです。やり方は大きく3つあります。1サイトにプラグインで言語を足す、マルチサイトで分ける、言語ごとに別のWordPressを立てる、の3つです。どれを選ぶかは多言語サイトの作り方と同じ考え方で決まります。

どれを選んでも、読者から見える形はほとんど同じです。違うのは管理画面の中と、あとで手を入れるときの手間です。

  • プラグインで1サイトに言語を足す。いまのWordPressサイトにそのまま追加できます。管理画面が1つで済むので、更新する人にとっていちばん楽です。企業サイトの多言語化では、これが標準と考えて構いません。
  • マルチサイト機能で言語ごとに分ける。WordPressに元から入っている仕組みで、1つの土台の上に複数のサイトをぶら下げます。言語ごとにデザインやページ構成を変えたいときに向きます。
  • 言語ごとに別のWordPressを立てる。いちばん自由ですが、更新もバックアップも2倍になります。現地法人が自分たちで運営する場合など、担当者が分かれているときの選択肢です。

この3つに加えて、外部の自動翻訳サービスをタグで埋め込む方法もあります。導入は数日で終わりますが、翻訳されたページはWordPressの中に残りません。検索結果に自社のページとして出したいなら、この方法は外れます。

選び方の目安はひとつです。更新する人が1人か、チームが分かれているか。1人または1チームで見るならプラグイン型、担当が国ごとに分かれるならマルチサイトか別サイト。ここで大きく決まります。

この章のポイント:3つのやり方の違いは、見た目ではなく管理画面の数です。更新の担当が1つならプラグイン型、国ごとに分かれるならサイトを分ける形が向きます。

03主要プラグインの違いと向き不向き

要点:多言語化プラグインは、Bogo・Polylang・WPML・TranslatePressの4つを押さえれば足ります。違いは機能の数ではなく、翻訳を「手で書く前提か、機械翻訳を土台にする前提か」です。プラグインの選び方と同じで、入れる数は少ないほど安全です。

機能表を並べると、どれも似たことができるように見えます。実際に分かれるのは、翻訳をどう作るかの前提です。

プラグイン 費用 向いている場面 注意する点
Bogo 無料 日本語と英語の2言語、ページ数も少なめ 機能は最小限。データベースに手を加えない作りで軽い
Polylang 無料版あり/有料版あり 言語を3つ以上に増やす予定がある企業サイト カテゴリーやタグも言語ごとに作る必要がある
WPML 有料のみ ページ数が多いサイト、商品数の多いEC 翻訳の進み具合を管理する画面がある分、設定項目も多い
TranslatePress 無料版あり/有料版あり 画面を見ながら直したい、機械翻訳を土台にしたい 自動翻訳を使うと外部サービスの利用料が別にかかる

BogoとPolylangはWordPress.orgの公式ディレクトリで公開されていて、無料で試せます。まずPolylangを検証環境に入れて、記事とカテゴリーがどう増えるかを見てから決めるのが確実です。

ひとつ気をつけたいのは、途中で乗り換えるときの手間です。プラグインごとに翻訳の持ち方が違うため、あとから別のものに移すと、翻訳したページを手で作り直すことになります。最初に決めたものを使い続ける前提で選んでください。

この章のポイント:プラグインは機能で選ぶより、乗り換えにくさで選ぶものです。2言語で終わるならBogo、増える見込みがあるならPolylangかWPMLが基準になります。

どのプラグインが合うか、迷っていませんか。

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04URL構成の決め方|サブディレクトリかサブドメインか

要点:言語ごとのURLは、サブディレクトリ・サブドメイン・国別ドメインの3つから選びます。企業サイトの多言語化では、サブディレクトリ(example.com/en/)が基本です。いまのドメインで積み上げた評価をそのまま使えるためです。WordPressでの構築でも、この形を標準にしています。

Googleは、言語ごとに別のURLを用意するよう案内しています。分け方の選択肢と、それぞれの特徴はGoogle 検索セントラルの「多地域、多言語のサイト」にまとめられています。

分け方 URLの例 向いている場面
サブディレクトリ example.com/en/ 1つのサイトで運営する。管理も評価もまとめたいとき
サブドメイン en.example.com サーバーを分けたい、現地の担当者が別に運営するとき
国別ドメイン example.co.uk その国に法人があり、現地向けに独立して展開するとき

ここでよく聞かれるのが「サブドメインだと評価が分かれてしまうのか」という点です。分かれるかどうかより、実務では誰が運営するかで決まります。同じ担当者が両方を見るなら、わざわざ分ける理由はありません。

もうひとつ、先に決めておきたいことがあります。全ページを訳すのかどうかです。多言語化の相談では「とりあえず全部」と決まりかけますが、あとで更新が回らなくなる原因はここにあります。訳す範囲を先に絞れば、URLの形も自然に決まります。

訳す範囲を考えるときは、コーポレートサイトのページ構成を並べて、問い合わせにつながる順に印を付けてみてください。上から数ページで十分な場合がほとんどです。

この章のポイント:企業サイトならサブディレクトリが基本です。それより先に決めるべきは、訳すページをどこまでにするかです。

05方式別にかかる初期費用と工数

要点:既存サイトにプラグインを追加する形なら、初期費用は15万〜40万円が中心です。マルチサイトや別サイトにすると、費用も工数も3〜4倍に増えます。私たちが手がけたWordPressの制作案件でも、半数以上はプラグイン追加の形に落ち着いています。

方式別の初期費用と選ばれた割合
WordPressの多言語化について、方式ごとの初期費用の目安、制作側の工数、実際に選ばれた割合をまとめたデータ
方式 初期費用の目安 制作側の工数 選ばれた割合
既存サイトにプラグインを追加 15万〜40万円 8〜20人日
54%
新規制作と同時に多言語化 30万〜80万円 15〜35人日
23%
マルチサイトで分ける 60万〜150万円 30〜60人日
12%
言語ごとに別サイト 80万〜200万円 40〜80人日
7%
外部の自動翻訳サービス 5万円+月額 2〜5人日
4%

出典:ZenWeb Japanの運用データ(日本国内の企業サイト、2024〜2026年)。費用は翻訳料を含まない制作分のみ。

表の金額には翻訳料が入っていません。ここが見落とされやすい部分です。制作費より翻訳費のほうが高くつく案件は珍しくありません。30ページを翻訳者に依頼すれば、それだけで30万円前後になります。

また、外部の自動翻訳サービスは初期費用こそ安く見えますが、月額が続きます。3年使えば、プラグイン型の初期費用を上回ることもあります。多言語サイトの費用を比べるときは、制作費だけでなく3年分の合計で並べてみてください。

この章のポイント:初期費用の差より、翻訳料と月額の差のほうが大きくなります。見積りは制作費だけでなく、3年分の合計で比べてください。

06自動翻訳と人の翻訳、どう使い分けるか

要点:すべてを翻訳者に頼む必要はありません。機械翻訳をそのまま出したページは、公開後に6割以上が直しになりました。一方、機械翻訳を人が推敲した形なら、直しは1割を切ります。WordPressでの多言語対応では、ページの役割で分けるのが現実的です。

翻訳のやり方別・費用と公開後の手直し
翻訳のやり方ごとに、1ページあたりの費用、30ページ分の公開までの日数、公開後に手直しが必要になった割合、向いているページをまとめたデータ
翻訳のやり方 1ページの費用 30ページの日数 公開後に直した割合 向いているページ
機械翻訳のまま公開 0円 3日
62%
お知らせ、ブログ記事
機械翻訳+社内で確認 1,000〜3,000円 10日
24%
会社概要、実績紹介
機械翻訳+翻訳者が推敲 3,000〜6,000円 18日
9%
サービス紹介、採用情報
翻訳者が最初から書く 8,000〜15,000円 30日
4%
トップ、料金、お問い合わせ

出典:ZenWeb Japanの運用データ(多言語対応した企業サイト、2024〜2026年)。手直しは公開から6か月以内の修正依頼を集計。

機械翻訳の精度は、この数年でかなり上がりました。それでも直しが出るのは、訳が間違っているからではありません。会社名や商品名、社内でしか使わない言い回しが、そのまま置き換えられてしまうからです。

対策は単純です。訳す前に、置き換えてほしくない語の一覧を作ります。会社名、サービス名、役職名、法人格の表記。これがあるだけで、直しの量が目に見えて減ります。

そのうえで、ページの役割ごとに使い分けます。読んで判断してもらうトップ・サービス・料金・お問い合わせには人の手を入れ、数が多くて流れていくページは機械翻訳で構いません。

この章のポイント:全ページを翻訳者に頼む必要はありません。判断してもらうページだけ人が手を入れ、残りは機械翻訳で回すのが費用と品質の折り合い点です。

07hreflangで検索エンジンに伝える

要点:hreflangは「このページには、この言語の別バージョンがあります」と検索エンジンに知らせる書き方です。多言語化プラグインを使えば自動で出力されます。手で書くのは、プラグインを使わずに分けた場合だけです。

hreflangを入れると、日本語で検索した人には日本語ページ、英語で検索した人には英語ページが出やすくなります。書き方はGoogle 検索セントラルのローカライズ版の案内にまとまっています。

実務で気をつける点は3つです。

  • お互いを指し合う。日本語ページが英語ページを指すだけでは足りません。英語ページからも日本語ページを指す必要があります。片方だけだと無視されます。
  • 自分自身も含める。日本語ページのhreflangには、日本語ページ自身も書きます。忘れやすいところです。
  • SSLの設定とそろえる。httpとhttpsが混ざっていると、指し先がずれます。WordPressのSSL化を先に済ませてから設定してください。

あわせて、読者が自分で切り替えられるボタンも用意します。検索エンジン向けの設定と、読者向けの導線は別のものです。両方そろって初めて、多言語化が形になります。

この章のポイント:hreflangはプラグインが出してくれます。確認すべきは、相互に指し合っているかと、httpsで統一されているかの2点です。

08公開から1年、二言語目に何が起きたか

要点:多言語化でいちばん多い問題は、二言語目が更新されないことです。追跡した企業サイトでは、1年で1回以上更新された英語ページは21%にとどまりました。日本語側と内容が食い違ったページは3分の1に及びます。

公開1年後の日本語ページと英語ページの差
多言語化した企業サイトについて、公開から1年後の日本語ページと英語ページを更新率・整合性・流入・問い合わせの各項目で比較したデータ
項目 日本語ページ 英語ページ
1年で1回以上更新されたページ
78%
21%
1年後も内容が一致していたページ
基準
66%
検索からの流入に占める割合
91%
9%
問い合わせに占める割合
85%
15%

出典:ZenWeb Japanの運用データ(多言語化した企業サイトの公開後12か月、2024〜2026年)。

注目したいのは最後の2行です。英語ページは、流入では9%しか占めていません。それなのに、問い合わせでは15%を占めています。数は少なくても、届いた相手の本気度は高いということです。

だからこそ、更新が止まったままなのはもったいない話です。古い料金や、終わったキャンペーンが英語ページだけに残っていると、せっかくの問い合わせを取りこぼします。

更新を続けるコツは、対象を減らすことに尽きます。40ページを訳して放置するより、8ページを訳して毎月見直すほうが結果につながります。保守代行の契約に英語ページの確認を含めておくのも、現実的なやり方です。

この章のポイント:英語ページは流入では1割弱でも、問い合わせでは1.5割を占めます。訳す量を絞ってでも、更新を止めないほうが成果につながります。

英語ページが古いまま止まっていませんか。

いまのサイトを見れば、更新が止まっている箇所と直す順番をお伝えできます。 WordPress保守代行の範囲を確認する →


09多言語化を進める6つの手順

要点:WordPressの多言語化は、訳す範囲を決める、URLを決める、方式を決める、翻訳の作り方を決める、切り替えを整える、更新の担当を決める、の6段階で進みます。プラグインを入れるのは3番目です。

順番を守るだけで、あとからの作り直しがほとんどなくなります。

  1. 訳すページを決める。全ページではなく、問い合わせにつながるページから選びます。まずは5〜10ページで十分です。ワイヤーフレームの段階で印を付けておくと、あとでぶれません。
  2. URLの分け方を決める。企業サイトならサブディレクトリが基本です。ここは公開後に変えると、リンクも評価も作り直しになります。
  3. 方式とプラグインを決める。更新の担当が1つならプラグイン型を選びます。検証環境に入れて、記事とカテゴリーの増え方を確認してから本番へ入れてください。
  4. 翻訳の作り方を決める。ページの役割ごとに、機械翻訳のままか、人が手を入れるかを振り分けます。置き換えてほしくない語の一覧も、このときに作ります。
  5. 切り替えとhreflangを整える。読者用の言語切り替えボタンと、検索エンジン向けの記述の両方を確認します。相互に指し合っているかを必ず見てください。
  6. 更新の担当と頻度を決める。誰が、いつ、どのページを見直すかを決めます。ここを決めずに公開すると、1年後には内容が食い違います。

この6つのうち、費用がかかるのは3番と4番だけです。残りは決めるだけで、お金はかかりません。それでも成果を分けるのは、決めた側の4つです。

この章のポイント:プラグインを入れるのは3番目です。訳す範囲とURLを先に決めておけば、あとからの作り直しはほとんど起きません。

10年別に見た、多言語化のご相談の変化

要点:多言語化のご相談は、この5年で9%から26%まで増えました。中身も変わっています。以前は「全ページを英語に」でしたが、いまは主要ページだけを訳し、保守や更新の体制まで含めて相談される場合が半数を超えています。

年別・多言語化のご相談と内容の変化
2022年から2026年までの多言語化に関する相談の割合、主に選ばれた方式、対象となった言語、その年の主な変化をまとめた年別データ
相談に占める割合 主な対象言語 その年の主な変化
2022年
9%
英語 英語1言語の追加が中心
2023年
12%
英語・中国語 機械翻訳の品質が上がり、全ページ翻訳の相談が増える
2024年
17%
英語・中国語・ベトナム語 採用ページの多言語化が増える
2025年
21%
英語・ベトナム語 全ページではなく、主要ページだけの相談が主流に
2026年
26%
英語・ベトナム語・韓国語 更新の体制まで含めた相談が半数を超える

出典:ZenWeb Japanの運用データ(Web制作のご相談、2022〜2026年)。割合は同年のご相談全体に占める比率。

2023年の行に「全ページ翻訳の相談が増える」とあります。そして2025年には、主要ページだけに戻っています。いったん全部訳したところが、更新に行き詰まったという流れです。

ベトナム語が増えているのは、国内で働く方に向けた採用ページや社内向けページの需要です。私たちもベトナムに開発拠点を持っているため、この分野のご相談は年々増えています。

この章のポイント:相談の中身は「全部訳す」から「主要ページを訳して保つ」へ移っています。多言語化の判断基準が、公開から運用へ動いたということです。

11プラグインを使わない選択肢

要点:プラグインを使わずに多言語化する方法もあります。固定ページを言語ごとに手で作る、テーマ側で分ける、別サイトを立てる、の3つです。ページ数が少なく、増える予定もないなら、この形がいちばん壊れにくくなります。

プラグインは便利ですが、WordPress本体やテーマの更新に巻き込まれます。記事の持ち方そのものに関わるため、不具合が出たときの影響も大きくなりがちです。

ページ数が10ページ程度で、増える予定もないなら、固定ページを言語ごとに作って切り替えリンクを置くだけで足ります。hreflangはテーマに書き足します。作りが単純なぶん、5年後も動いています。

逆に、プラグインを使わない形が向かないのは次のような場合です。

  • ブログやお知らせを両言語で出したい。記事が増えるたびに手作業が発生します。ここは素直にプラグインを使うべきです。
  • 商品ページが多い。ECサイトの多言語化は、対象が数百ページになります。越境ECの構築では、翻訳の管理機能が前提になります。
  • 担当者が複数いる。手作業の運用は、担当が代わった瞬間に止まります。仕組みで支えるほうが安全です。

なお、どの方法を選んでもページ数は倍になります。表示が遅いサイトは、多言語化でさらに遅くなります。先に表示速度の見直しを済ませておくと安心です。

この章のポイント:10ページ程度で増える予定がないなら、プラグインなしのほうが壊れにくくなります。記事が増える運用なら、迷わずプラグインを使ってください。

12まとめ|WordPressの多言語化で先に決めること

要点:WordPressの多言語化で先に決めるのは、訳すページの範囲、URLの分け方、更新の担当の3つです。この3つが決まっていれば、プラグインも翻訳のやり方も迷わずに選べます。

この記事で見てきたことを、もう一度整理します。

  • 方式は更新体制で決まる。担当が1つならプラグイン型、国ごとに分かれるならサイトを分ける形です。
  • URLはサブディレクトリが基本。公開後の変更は作り直しになるため、最初に決めます。
  • 翻訳はページの役割で分ける。判断してもらうページだけ人が手を入れれば十分です。
  • 訳す量より、続く量。40ページ訳して放置するより、8ページを毎月見直すほうが問い合わせにつながります。

多言語化は、公開した日が完成ではありません。二言語目を古びさせずに保てるかどうかで、成果が決まります。決める順番は、範囲・URL・担当の3つです。プラグイン選びは、そのあとで構いません。


13よくある質問

要点:WordPressの多言語化について、企業サイトのご担当者からよくいただく質問をまとめました。費用、期間、無料プラグインで足りるか、あとから言語を増やせるかの4つが中心です。

1. WordPressの多言語化は、いくらくらいかかりますか?

既存サイトにプラグインを追加する形なら、制作分は15万〜40万円が目安です。これに翻訳料が加わります。翻訳者に依頼する場合は1ページ8,000円前後なので、10ページなら8万円ほど見ておいてください。制作費だけで判断すると、予算が足りなくなります。

2. 公開までどのくらいかかりますか?

10ページ程度なら、設定と検証に2〜3週間、翻訳に2〜4週間で、合わせて1〜2か月です。機械翻訳をそのまま使えばもっと短くできますが、その場合は公開後の手直しが増えます。急ぐなら、まず主要ページだけ先に出す形をおすすめします。

3. 無料のプラグインだけで足りますか?

2言語で、ページ数も30ページ以内なら足ります。BogoやPolylangの無料版で問題ありません。有料版が必要になるのは、商品ページが多いEC、翻訳の進み具合を複数人で管理したい場合、そしてページビルダーで作り込んでいる場合です。まず無料版を検証環境で試してください。

4. あとから言語を増やせますか?

増やせます。ただしプラグインによって手間が変わります。Polylangは言語を足す前提の作りですが、固定ページを手で複製している形だと、増やすたびに同じ作業を繰り返すことになります。3言語目の予定があるなら、最初からプラグイン型を選んでください。

5. 翻訳した英語ページが検索結果に出てきません。どうすればいいですか?

まずhreflangが相互に指し合っているかを確認してください。次にSearch Consoleで、英語ページがインデックスされているかを見ます。それでも出ない場合、原因は多言語化ではなく内容の薄さであることが多いです。機械翻訳のままのページは評価されにくいため、主要ページから人の手を入れてみてください。

二言語目を、止まらないサイトに。

ZenWeb Japanは2000年創業、日本品質を適正価格でご提供しています。WordPressの多言語化は、訳す範囲の決め方から公開後の更新まで一貫してお手伝いします。いまのサイトの見直しだけでも、お気軽にお問い合わせください。

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