01はじめに|WordPressが遅い原因は、たいてい1つではありません
要点: WordPressが遅いのは、どこか1か所が壊れているからではありません。画像・プラグイン・テーマ・サーバーの4層に0.5秒ずつ積み上がって、合計で「遅いサイト」になります。だから対策も、積み上がった分を大きい順にはがしていく作業になります。
「最近サイトが重いのですが、何を入れたら速くなりますか」。ご相談でいちばん多いのがこの聞き方です。ただ、この順番だと期待した効果は出ません。
表示にかかる時間は足し算です。画像が大きくて1.5秒、使っていないプラグインで0.6秒、テーマのフォントで0.4秒、サーバーの返事が遅くて0.8秒。ひとつずつは「まあこれくらいなら」という数字でも、重なると4秒近くになります。プラグインを1つ足しても、削れるのは一部だけです。
この記事では「どの層で時間を使っているかを切り分ける」ところから始めます。そのうえで、引き継いだサイトの計測記録をもとに、どの手当てがどれくらい効いたのかをお見せします。
なおZenWeb Japanは2000年創業のWeb制作会社です。WordPress制作と保守で他社のサイトを引き継ぐことが多く、最初の計測でわかることにはっきりした傾向があります。費用感が気になる方はホームページ保守費用の相場、更新が止まっているサイトが心配な方は放置したWordPressが危険な理由もあわせてご覧ください。
まずは、その「層」がどう分かれているのかを動画でざっと押さえてから、順番に見ていきます。
WordPressの高速化方法とは?GMOの中の人が分かりやすく解説!
02遅さは4つの層に分かれています|まず切り分けてください
要点: 表示までの時間は、サーバーが返事をするまで・WordPressが組み立てるまで・ブラウザが受け取るまで・画面に描くまでの4層に分かれます。どの層が長いかで打つ手がまったく違うので、測ってから決めてください。
切り分けに専門の道具はいりません。ブラウザとPageSpeed Insightsだけで、だいたいの当たりはつきます。順番はこうです。
- トップページと、いちばん見られているページを測る。 モバイルの結果を見ます。1ページだけだと判断を誤ります。
- 「実際のユーザーの環境で評価する」欄を確かめる。 数字が出ていれば、それが本物の体感です。
- 時間を使っている項目を上から3つだけ書き出す。 画像か、JavaScriptか、サーバーの応答か。ここで層が決まります。
- 管理画面の重さも別に測る。 記事一覧が3秒以上かかるなら、プラグインかデータベース側の問題です。
4つの層は、それぞれ手当ての向きが違います。
- サーバーが返事をするまで。 サーバーの性能とPHPの世代で決まります。設定ではなく契約の話になりやすい層です。
- WordPressが組み立てるまで。 プラグインの数と、たまった不要データが効いてきます。
- ブラウザが受け取るまで。 画像・JavaScript・CSS・Webフォントの合計サイズ。いちばん改善しやすい層です。
- 画面に描くまで。 広告や解析のタグ、読み込み順の問題です。崩れやすいので最後に回します。
切り分けずにプラグインから入ると、うまくいかなかったときに原因がわかりません。サイト全体を確かめたい場合は、リニューアル前のサイト診断のやり方の手順がそのまま使えます。
どの層が重いか、測るところだけでも先に知りたい方へ。
サイトのアドレスをいただければ、いま時間を使っている箇所と直す順番をご説明します。 WordPress保守の内容を見る →
03データで見る|引き継いだサイトの表示速度はどれくらいだったか
要点: 他社で作られたWordPressサイトを引き継いだ時点で測ると、モバイルで良好な範囲に入っていたのは18%でした。半数近くは4秒以上かかっており、「体感で遅い」という感覚はおおむね数字と一致します。
| LCPの実測値 | 割合 | 現場での見え方 | 構成比 |
|---|---|---|---|
| 2.5秒未満(良好) | 18% | 遅いと感じない | |
| 2.5〜4.0秒 | 34% | スマホだけ気になる | |
| 4.0〜6.0秒 | 29% | 白い画面が続く | |
| 6.0秒以上 | 19% | 見る前に離脱される |
出典:ZenWeb Japanが他社制作のWordPressサイトを引き継いだ際の初期計測を整理(日本国内、2024〜2026年、モバイル計測)。
目を引くのは、下の2区分を足すと48%になることです。しかも多くは、何年もその状態で公開されていました。誰も気づかなかったのではなく、パソコンから見ているかぎり気づけなかっただけです。
引き継いだ時点で良好な範囲に入っていたサイトは、5社に1社もありませんでした。
スマホでの見え方に不安がある場合は、スマホ対応していないホームページのリスクもご覧ください。速度と表示崩れは原因が重なっていることがよくあります。
04Core Web Vitalsで測る|点数ではなく実際のユーザーの数値を見ます
要点: Core Web Vitalsは、表示・反応・ずれの3つを実際の訪問者の環境で測る指標です。良好の目安はLCPが2.5秒未満、INPが200ミリ秒未満、CLSが0.1未満。PageSpeed Insightsの点数ではなく、こちらを見てください。
PageSpeed Insightsを開くと、まず大きな点数が目に入ります。ここで多くの方がつまずきます。あの点数は、仮想の端末で1回だけ試した結果です。判断に使われるのはCore Web Vitalsという3つの指標で、実際の訪問者から集めた記録をもとに評価されます。良好の目安はweb.devが公開しているWeb Vitalsの解説で次のように示されています。
| 指標 | 何を測るか | 良好の目安 | おもな原因 |
|---|---|---|---|
| LCP | いちばん大きい要素が出るまで | 2.5秒未満 | 大きな画像、サーバーの応答 |
| INP | 操作してから反応するまで | 200ミリ秒未満 | JavaScriptの多さ |
| CLS | 表示中のレイアウトのずれ | 0.1未満 | 画像の寸法指定なし、広告枠 |
このうちINPは、Google検索セントラルの告知のとおり2024年3月12日にFIDと入れ替わりました。読み込みの速さだけでなく、押したあとの反応まで見られるようになった、と考えてください。
もうひとつ大事な決まりがあります。合格の判定は、訪問の75%が良好の範囲に収まっているかどうかで行われます(Google検索セントラルの解説)。平均ではありません。「たいていは速いけれど、たまにすごく遅い」というサイトが合格しにくいのはこのためです。
05データで見る|遅いページは、何が重かったのか
要点: 表示に4秒以上かかっていたページの中身を分解すると、6割強が画像でした。JavaScriptとWebフォントを足しても3割弱です。つまり画像 最適化に手をつけないかぎり、ほかを削っても体感は変わりません。
| 中身の種類 | 1ページあたり平均 | 割合 | 構成比 |
|---|---|---|---|
| 画像 | 3.1MB | 62% | |
| JavaScript | 0.9MB | 18% | |
| Webフォント | 0.5MB | 10% | |
| CSS | 0.3MB | 6% | |
| HTML・その他 | 0.2MB | 4% | |
| 合計 | 5.0MB | 100% | — |
出典:ZenWeb Japanが引き継ぎ時に計測した、表示に4秒以上かかっていたページの転送量を種類別に集計(日本国内、2024〜2026年)。
1ページ5MBは、電波が弱い場所だとそれだけで10秒近くかかる重さです。原因は似ていて、撮った写真を大きさを変えずにそのまま入れています。トップページのスライドショーも定番です。5枚並べば、最初の1枚しか見えないのに5枚とも読み込まれます。
06画像 最適化から始めてください|いちばん効いて、いちばん安全です
要点: 画像 最適化は、表示幅に合わせて縮める・WebPに変換する・画面外の画像を後回しにする、の3つでほぼ終わります。デザインは変わらず、失敗しても元に戻せます。だから最初に手をつける場所として最適です。
高速化の作業には、効果の大きさと危なさの両方があります。画像 最適化はその点で優秀です。効果は大きいのに、見た目は変わりません。やることは3つだけです。
- 表示される幅まで縮める。 横幅1,200pxで表示する写真に4,000pxの画像はいりません。ここだけで半分以下になります。
- WebPに変換する。 同じ見た目のままファイルが2〜3割軽くなります。いまのブラウザはほぼ対応しています。
- 画面外の画像を後回しにする。 遅延読み込みという仕組みで、最近のWordPressは標準で有効です。テーマ側で止めていないか確認してください。
3つとも変換プラグインでまとめて処理できますが、入れる前に必ずバックアップを取ってください。元画像を上書きする設定だと、あとから戻せません。自分で進めたときにどこでつまずくかは、WordPressを自作して挫折する典型パターンにまとめています。
もうひとつ。いちばん上に出る画像だけは後回しにしないでください。LCPはその画像が出るまでの時間なので、遅延読み込みの対象にすると逆に数字が悪くなります。設定に「最初の1枚は除外」があれば有効にしてください。
07データで見る|対策別に、どれくらい速くなったか
要点: 引き継いだサイトで実施した対策別にLCPの短縮幅を集計すると、画像の圧縮とWebP化が中央値で1.4秒ともっとも大きく、次がサーバーとPHPの更新でした。キャッシュはその次です。順番を逆にすると効果が見えにくくなります。
| 手を入れた場所 | 実施率 | LCP短縮(中央値) | 作業の目安 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 画像の圧縮とWebP化 | 92% | −1.4秒 | 半日 | 元画像のバックアップ |
| サーバーとPHPの更新 | 33% | −1.1秒 | 1日 | 古いプラグインが止まることがある |
| キャッシュの設定 | 71% | −0.9秒 | 半日〜1日 | フォームや会員機能と衝突しやすい |
| 使っていないプラグインの削除 | 78% | −0.6秒 | 半日 | 停止ではなく削除まで行う |
| Webフォントの絞り込み | 46% | −0.4秒 | 数時間 | 見出しの雰囲気が変わる |
出典:ZenWeb Japanが引き継ぎ後に実施した高速化作業の前後計測を対策別に集計(日本国内、2024〜2026年)。複数の対策を重ねているため、短縮幅は単純に足し算できません。
いちばんお伝えしたいのは、実施率と効果が一致していないことです。サーバーとPHPの更新は効果が2番目に大きいのに、実施率は33%。契約の変更や動作確認が必要で、後回しにされやすいからです。逆にキャッシュは実施率71%と高いのに、単独では0.9秒どまりでした。順番を守るだけで、同じ作業量でも結果が変わります。
速度改善だけで足りるのか、作り直したほうが早いのか。判断材料としてホームページ制作の費用相場とリニューアルの費用と内訳もご覧ください。
自社のサイトでは、どれがいちばん効きそうでしょうか。
計測結果をもとに、効果の大きい順と作業量の目安をお出しします。 WordPress保守・改善のご相談 →
08キャッシュ プラグインの使い方|足す前に減らすほうが先です
要点: キャッシュ プラグインは、一度作ったページを保存しておいて次の人にそのまま出す仕組みです。効果はありますが、入れるのは1つだけ。2つ以上を同時に有効にすると、かえって不具合の原因になります。
キャッシュは素直な仕組みです。毎回ゼロから作っていたページを、作り置きして出す。それだけなので、組み立てに時間がかかっているサイトほど効きます。ただ、現場で困るのは効果よりも副作用のほうです。
- お問い合わせフォームが動かなくなる。 送信用の使い捨ての値まで作り置きされ、送信のたびにエラーになります。
- 更新したのに古いページが表示される。 価格や営業時間の変更だと、そのまま信用の問題になります。
- キャッシュ プラグインを2つ入れてしまう。 テーマに機能が入っているのに気づかず追加した例が実際にあります。
- 圧縮の設定を強くしすぎて表示が崩れる。 まとめる系の項目は1つずつ有効にして、毎回表示を確認してください。
だから私たちは、キャッシュを足す前に、使っていないプラグインを削除するところから始めます。停止しているだけでもファイルは残り、更新の手間と危険だけが積み上がるからです。この点はWordPressのセキュリティ対策で最低限やるべきことと同じ考え方で、ホームページ公開後にやることにも整理しています。
09データで見る|プラグインの数と、管理画面の重さ
要点: 有効化しているプラグインが30個を超えるサイトでは、管理画面が表示されるまで平均4.7秒かかっていました。10個以下の5倍以上です。訪問者から見えない場所ですが、更新をやめてしまう理由の多くはここにあります。
| 有効化しているプラグイン数 | 該当したサイト | 管理画面の表示 | 月1回の更新作業 |
|---|---|---|---|
| 10個以下 | 21% | 0.9秒 | 約15分 |
| 11〜20個 | 38% | 1.6秒 | 約30分 |
| 21〜30個 | 27% | 2.9秒 | 約55分 |
| 31個以上 | 14% | 4.7秒 | 約90分 |
出典:ZenWeb Japanが引き継いだWordPressサイトの初期確認記録を、有効化プラグイン数の帯ごとに集計(日本国内、2024〜2026年)。
数が多いこと自体が悪いわけではありません。問題は、更新のたびに90分かかるサイトは、そのうち更新されなくなることです。実際、引き継いだサイトのプラグインの3割前後は、機能が重複しているか、もう使っていないものでした。SEO用が2つ、問い合わせフォームが2種類、といった具合です。
10テーマが遅さを固定してしまうとき
要点: 多機能なテーマは、使っていない機能の分まで毎回読み込みます。画像もキャッシュも整えたのに2秒を切らないときは、テーマが下限を決めている可能性が高いと考えてください。
ここまでの対策をひととおり済ませても、2秒台から下がらないことがあります。その多くはテーマが原因です。ページを画面上で組み立てられるタイプは、自由度と引き換えに読み込むものが増えます。使っていないスライダーやアニメーションの部品まで、毎回一式そろえて届く状態です。
判断の目安をお伝えします。
- 画像とキャッシュを整えてもLCPが2.5秒を切らない。 ここまでやって届かないなら、土台側の問題です。
- 読み込まれるCSSとJavaScriptが20本以上ある。 ブラウザの検証画面で数えられます。
- テーマの更新が1年以上止まっている。 作者側の対応が終わっている可能性があります。
テーマの入れ替えはデザインの作り直しに近い作業です。軽い気持ちで切り替えると、表示崩れの修正で数日が消えます。判断材料はWordPressのテーマの選び方に整理しました。切り替えるほどの規模になるなら、ホームページリニューアルとしてまとめて設計し直すほうが結果的に早いこともあります。
11サーバーとPHPは、直すと一度で効きます
要点: PHPの世代が古いままだと、すべてのページが等しく遅くなります。管理画面から現在の版を確認し、サーバー側で新しい版に切り替えるだけで、全ページが一度に速くなることがあります。
WordPressはPHPというプログラムの上で動いています。この世代が古いと、ページを組み立てる作業そのものが遅くなり、影響は全ページに等しく出ます。確認は管理画面の「ツール」から「サイトヘルス」を開き、「サーバー」の項目を見るだけです。推奨より古い版なら、そこに注意書きが出ます。
切り替えはサーバーの管理画面から選ぶだけですが、古いプラグインやテーマが動かなくなることがあります。順番はこうしてください。
- バックアップを取る。 ファイルとデータベースの両方です。
- テーマとプラグインを先に更新する。 新しいPHPに対応させてから切り替えます。
- PHPを切り替える。 可能ならテスト用の環境で先に試します。
- 主要なページとフォームを確認する。 トップ、サービス紹介、お問い合わせの3つは必ず見ます。
この作業を毎月のメンテナンスに含めているかどうかで、数年後の状態が変わります。含まれる範囲は保守費用の相場と内訳で確かめてみてください。
12表示速度 改善で、手を入れないほうがよい場所
要点: 表示速度 改善で失敗が起きるのは、たいてい効果の小さい場所を無理に削ったときです。0.1秒のために売上や問い合わせを失うなら、そのままにしておくほうが正解です。
速くすること自体が目的になると、判断を誤ります。「速くはなったが困った」となりやすい場所を挙げておきます。
- 問い合わせフォームまわり。 圧縮や作り置きの対象にすると送信が止まります。得られるのは0.1秒程度です。
- 予約や決済の画面。 速さより確実さが優先です。触らないでください。
- 解析タグの削除。 数字が取れなくなると、改善したかどうかも判断できなくなります。
- 説明のための写真を消すこと。 施工事例やメニュー写真は売上への影響のほうが大きい要素です。縮めるのは正解、消すのは行きすぎです。
もうひとつ。点数を100にする必要はありません。90点でLCPが2.2秒のサイトと、98点でLCPが3.5秒のサイトなら、前者のほうが評価されます。リニューアルとあわせて手を入れる場合は、リニューアルでSEO順位を落とさない移行チェックリストを先に読んでおいてください。
13まとめ|WordPressが遅いを直す順番
要点: 測る、画像を縮める、使っていないプラグインを消す、キャッシュを1つだけ入れる、PHPを新しくする。この順番で進めれば、多くのサイトは2秒台に入ります。届かないときだけテーマを見直してください。
ここまでの内容を、実際に手を動かす順番に並べ直します。
- 測る。 主要な2〜3ページをモバイルで計測し、時間を使っている項目を書き出します。
- 画像を縮める。 表示幅に合わせて縮小し、WebPに変換。いちばん上の画像は遅延読み込みから外します。
- プラグインを減らす。 使っていないものは停止ではなく削除まで行います。
- キャッシュを1つだけ入れる。 フォームと更新の反映を必ず確認します。
- PHPを新しくする。 バックアップとプラグイン更新を先に済ませます。
- もう一度測る。 動いていなければ、テーマかサーバーの契約を見直す段階です。
2の途中で止まってしまう方が実は多いのですが、そこがいちばん効く場所です。逆に言えば、画像だけ整えて終わっても体感はかなり変わります。社内で手が回らないときは無理に進めず、WordPress制作・保守にご相談ください。計測から改善、その後の運用までまとめてお引き受けしています。
「なんとなく重い」のまま、何年も経っていませんか。
サイトのアドレスをいただければ、いまどこで時間を使っているかを計測し、効果の大きい順に直す手順と目安の費用をご説明します。2000年創業のZenWeb Japanが、日本品質を適正価格でお手伝いします。
無料で相談する →14よくある質問
要点: WordPressが遅いことについて、ご相談の場でよくいただく質問をまとめました。高速化プラグインの効き方、点数の見方、自分でできる範囲、サーバー移転の判断、検索順位との関係の5つです。
1. 高速化プラグインを入れれば解決しますか
単独では期待した結果になりにくいです。私たちの記録では、キャッシュの設定だけで縮んだLCPは中央値0.9秒。画像の圧縮とWebP化は1.4秒でした。画像を整えてからキャッシュを1つだけ入れるのが確実です。
2. PageSpeed Insightsは何点を目指せばよいですか
点数そのものを目標にしないでください。評価に使われるのは実際の訪問者から集めたCore Web Vitalsで、目安はLCPが2.5秒未満、INPが200ミリ秒未満、CLSが0.1未満。しかも訪問の75%がその範囲に入る必要があります。
3. 自分でどこまでできますか
計測と、画像の縮小・WebP化、使っていないプラグインの削除までは多くの方がご自身でできます。ここまでで1秒以上縮むことも珍しくありません。キャッシュの細かい設定、PHPの切り替え、テーマの入れ替えは戻せる準備がないと危ないため、ご相談ください。
4. サーバーを変えれば速くなりますか
効果的なこともありますが、最初の一手にはおすすめしません。移転には手間と停止時間の危険がともないます。まず同じサーバー内でPHPを新しくして、それでも遅いままなら移転を検討してください。私たちの集計では、この見直しによる短縮は中央値1.1秒でした。
5. 速度を上げると検索順位は上がりますか
速度は順位を決める要素のひとつで、それだけで上がるものではありません。内容が同程度のページどうしで差がつく場面で効いてきます。ただし遅いサイトは読まれる前に離脱されるため、順位以前に成果が出ません。