リニューアル

リニューアル前のサイト診断|現状分析のやり方

最終更新日:2026年8月3日 ZenWeb Japan 編集部
結論: ホームページ 診断の出口は、分厚いレポートではありません。「どのページを残し、どこを作り直すか」という仕分けです。ここまで決まってはじめて、リニューアルの見積りが取れる状態になります。順番を逆にすると、金額も期間も動き続けます。

01はじめに|診断のゴールは「作る範囲を決めること」です

要点: リニューアル前のホームページ 診断は、サイトに点数をつける作業ではありません。いまあるページを1枚ずつ見て、残す・直す・捨てる・新しく作る、の4つに仕分ける作業です。仕分けが終われば、そのまま見積りの材料になります。

「そろそろ作り直したいのですが、何から手をつければいいですか」。リニューアルのご相談は、たいていこの一言から始まります。

ここで多くの会社がやるのが、現状分析です。アクセス解析を見て、競合を並べて、課題を書き出す。手順は正しいのですが、終わったあとに「で、結局いくらかかるのか」がわからないまま止まります。作る範囲が決まっていないからです。

そこでこの記事では、2000年創業のWeb制作会社ZenWeb Japanが、リニューアルを引き受ける前に見ている順番のまま、診断のやり方をお伝えします。枠組みを増やすのではなく、最後に「作る範囲」が残る進め方です。

  • 扱うもの。 診断で見る4か所、競合サイト 比較の見方、ページ単位の課題 洗い出しの手順、改善点 発見の順番、そして診断結果を要件書に落とすところまで。
  • 扱わないもの。 公開時の移行作業そのもの。そこはリニューアルでSEO順位を落とさない移行チェックリストにまとめています。
この章のポイント: 診断の成果物はレポートではなく、ページごとの仕分け表です。ここが決まらないと、見積りは最後まで固まりません。

まず現状を見てほしい、という段階の方へ。

いまのサイトのURLを教えていただければ、どこから手をつけるべきかをお伝えします。 リニューアルの対応範囲を見る →

その前に、診断のいちばん基礎になる「アクセス解析の見方」を動画で押さえておきましょう。

ホームページ改善の必須ツール「アクセス解析」(基礎編)【IT支援力アップ ミニ講座】

出典動画:ホームページ改善の必須ツール「アクセス解析」(基礎編)【IT支援力アップ ミニ講座】(YouTube)

02ホームページ 診断とは|リニューアル前に確かめる3つのこと

要点: リニューアル前のホームページ 診断で確かめることは3つです。いまのサイトが「何をしていないか」、その原因が「作りにあるのか運用にあるのか」、そして「作り直さずに直せる部分はどこか」。この3つが揃うと、リニューアルの必要範囲がはっきりします。

健康診断にたとえるとわかりやすいかもしれません。数値を並べるところまでが検査で、「様子を見る」「薬で対応する」「手術する」を決めるところまでが診断です。サイトも同じで、データを並べただけでは判断になりません。私たちが最初に確かめているのは、次の3点です。

  1. いまのサイトが果たしていない役割。 問い合わせが来ないのか、来るけれど中身が合わないのか、そもそも見られていないのか。
  2. 原因が作りにあるのか、運用にあるのか。 ページの構成やスマホ表示が原因なら作り直しが要ります。更新が止まっているだけなら、作り直しても同じことが起きます。
  3. 作り直さずに直せる範囲。 文章や写真の差し替えで足りるものは、見積りから外せます。

3つめが抜けている診断は、たいてい範囲が大きくなります。「全部作り直したほうが早い」は、診断をしないときにいちばん出やすい結論です。

この章のポイント: 診断は「悪いところ探し」ではありません。作り直す範囲と、作り直さなくていい範囲を分けるための作業です。

03計測していなかったサイトは、何から見ればいいか

要点: アクセス解析を入れていなくても、診断は始められます。検索での見え方、スマホでの表示、問い合わせの入り口、この3つは過去のデータがなくても今日確認できます。解析ツールはリニューアルと同時に入れれば十分間に合います。

ご相談で意外と多いのが、「アクセス解析を見たことがない」というケースです。この状態で「まず数字を出しましょう」と言われると、そこで止まります。でも、過去のデータがなくても見られるものはあります。

  • 検索したときの見え方。 会社名で検索して上に出るか。表示される説明文が意図した内容になっているか。
  • スマホでの表示。 自分のスマホで開いて、文字が読めるか、ボタンが押せるか。Googleはモバイル ファースト インデックスを採用しているため、スマホ側の作りがそのまま評価の対象になります。
  • 問い合わせの入り口。 フォームが動いているか、送信後にメールが届くか。自分で送ってみるのが確実です。
  • 表示の速さ。 PageSpeed Insights にURLを入れれば、その場で結果が出ます。

スマホ表示は、それ自体が大きな判断材料です。詳しくはスマホ対応していないホームページのリスクにまとめました。

解析ツールは、リニューアルのときに一緒に入れれば大丈夫です。古いサイトで数か月データを取るより、新しいサイトで正しく計測を始めたほうが役に立ちます。

この章のポイント: 「データがないから診断できない」ということはありません。検索・スマホ・フォーム・速度は、今日その場で確認できます。

04サイト 現状分析のやり方|見る場所は4つだけです

要点: サイト 現状分析で見る場所は、入口・道すじ・出口・土台の4つに整理できます。どこから来て、どう動いて、どこで離れて、その裏側がどうなっているか。分析の枠組みを増やすより、この4つを順番にたどるほうが早く終わります。

3C分析やSWOTといった枠組みを紹介する記事は多いのですが、10ページ前後のコーポレートサイトに当てるとオーバースペックです。私たちは、もっと素朴に4か所を見ています。

見る場所 確かめること 見つかりやすい課題
入口 どのページに、どんな言葉で来ているか 会社名でしか来ていない/サービス名で見つからない
道すじ 入口から問い合わせまで何回クリックが要るか 実績や料金にたどり着けない/導線が行き止まり
出口 どこで読むのをやめているか フォームが長い/スマホで押しにくい
土台 表示速度・スマホ対応・更新のしやすさ 画像が重い/自社で直せない構造になっている

順番も大事です。土台から入ると、技術的な指摘ばかりが並んで、肝心の「どのページが要るのか」が最後まで出てきません。入口から出口へ、見込み客がたどる順に見てください。

社内の人だけで見ると、どうしても甘くなります。ページの場所を知っているからです。社外の人に一度触ってもらうと、行き止まりがすぐ見つかります。

この章のポイント: 分析の枠組みを増やす必要はありません。入口・道すじ・出口・土台を、見込み客がたどる順に確認すれば足ります。

05競合サイト 比較は「勝ち負け」ではなく「型」を見ます

要点: 競合サイト 比較でデザインの良し悪しを比べても、リニューアルの材料にはなりません。見るべきは、同じ業種のサイトが共通して持っているページの型です。3社見て全社にあるページは、業界の標準装備だと考えてください。

競合分析というと、デザインを並べて「あちらのほうが今っぽい」と話が進みがちです。でも、そこから出てくる要望は「かっこよくしてください」だけになります。そこで、比較の観点を「型」に絞ります。手順は3つです。

  1. 自社のサービス名で検索し、上位3社を選ぶ。 知っている競合ではなく、検索で実際に出てくる会社を選ぶのがポイントです。見込み客が見ている順番と同じになります。
  2. 3社のページ一覧を書き出す。 グローバルメニューとフッターを見れば、だいたい揃います。料金・実績・よくある質問・会社案内・採用など、項目名をそのまま並べてください。
  3. 自社にないページに印をつける。 3社すべてにあって自社にないページは、業界の標準装備です。コーポレートサイトに必要なページ構成と見比べると、抜けに気づきやすくなります。

この見方なら、判断が主観になりません。「実績ページがほしい」ではなく「3社ともあって、うちだけない」なら、社内でも通しやすくなります。

競合サイト 比較の成果物は「感想」ではなく、自社に足りないページの一覧です。
この章のポイント: 競合はデザインで比べず、ページ構成で比べます。3社全部にあって自社にないページが、いちばん確度の高い追加候補です。

06課題 洗い出しはページ単位で|残す・直す・捨てる・新設

要点: 課題 洗い出しは、サイト全体ではなくページ単位で行います。いまあるページを一覧にして、残す・直す・捨てる・新設の4つに振り分けてください。この表がそのまま制作範囲になり、見積りの根拠になります。

診断が「レポート止まり」で終わるか「見積りが取れる要件」になるかは、この工程をやったかどうかで決まります。作り方は簡単で、表計算ソフトに1行1ページで並べるだけです。

仕分け 当てはまるページ リニューアルでの扱い
残す 内容が生きていて、見られてもいるページ 文章はそのまま移す。デザインだけ新しくする
直す 内容は要るが、古い・わかりにくい・情報が足りない 原稿を書き直す。誰が書くかを先に決める
捨てる 役割が終わった告知・重複している説明 公開しない。転送先を決めておく
新設 競合にあって自社にないページ・聞かれることが多い内容 新規制作。原稿と素材の準備が要る

迷ったときの決め方も、先に用意しておくと早く進みます。私たちは「1年間まったく見られていない」「書いた本人がもう社内にいない」「同じ話が別ページにもある」の3つがそろったら、捨てる候補として扱っています。

捨てるページの転送先を決めておくのも、この段階の仕事です。ここを飛ばすと、公開後の運用にリンク切れが残ります。

この章のポイント: 1行1ページの仕分け表が、診断の本当の成果物です。この表があれば、どの制作会社からも比較できる見積りが取れます。

仕分け表の作り方が難しいと感じたら。

いまのページ一覧をお送りいただければ、こちらで仕分けの案までお出しします。 サイト診断について相談する →


07改善点 発見のコツ|作り直さずに直せるものを先に外します

要点: 改善点 発見でいちばん大きいのは、リニューアルを待たずに今日直せるものを先に切り分けることです。電話番号の位置、フォームの項目数、写真の差し替え。ここを外すだけで、リニューアルの範囲と金額はかなり小さくなります。

診断で見つかる課題は、たいてい数十個になります。全部をリニューアルで解決しようとすると、範囲がふくらんで予算が合いません。そこで、先にこの3つに分けてください。

  • 今日直せるもの。 文章の言い回し、古い実績の更新、問い合わせ先の表記。その場で直せます。
  • 小さな費用で直せるもの。 フォームの項目削減、スマホでのボタン位置、写真の差し替え。部分改修で足ります。
  • 作り直さないと直らないもの。 ページ構成そのもの、スマホ非対応、更新できない仕組み。ここだけがリニューアルの対象です。

3つめだけが本当のリニューアル要件です。1つめと2つめを混ぜたまま見積りを取ると、金額も期間も膨らみます。

費用の目安を先に把握しておきたい場合は、ホームページリニューアルの費用と内訳と、新規制作の相場をまとめたホームページ制作の費用相場もあわせてご覧ください。

この章のポイント: 課題を全部リニューアルに載せないでください。今日直せるものを外すほど、見積りは現実的になります。

08診断で見つかる課題は、どこに偏っているか

要点: リニューアル相談の前に診断をすると、課題はデザインより先に「情報設計」と「運用体制」に集まります。見た目の指摘は全体の2割ほどで、残りは構成・スマホ表示・更新のしやすさに関するものです。リニューアルの相談窓口でも、この傾向は変わりません。

診断で見つかる課題の内訳
リニューアル前診断で検出された課題を分類別に集計した割合
課題の分類 全体に占める割合 代表的な中身
情報設計・ページ構成 31% 必要なページがない/たどり着けない
スマホ表示 24% 文字が小さい/横スクロールが出る
見た目・デザイン 19% 古い印象/写真の質がそろわない
更新・運用体制 15% 自社で直せない/担当者がいない
表示速度・技術面 11% 画像が重い/古いプログラムのまま

出典:ZenWeb Japanがリニューアル相談時に実施した事前診断の集計(日本国内、2024〜2026年)。四捨五入のため合計は100%になりません。

この偏りは、相談時のご要望とほとんど逆になります。最初にいただく言葉は「デザインを新しくしたい」が多いのですが、実際には見た目より前に構成でつまずいています。デザインだけ新しくしても、たどり着けない構造は残ったままです。

この章のポイント: 感じている課題と、実際に見つかる課題はずれます。診断は、そのずれを埋めるための工程です。

09診断にかかる日数と、社内側の作業時間の目安

要点: 10ページ前後のコーポレートサイトなら、診断は1〜2週間で終わります。社内側で必要な時間は合計5時間ほどです。ここを半年かける調査だと思っていると、リニューアル自体が先送りになります。

サイト規模別・診断にかかる日数(棒の長さは日数の目安)
サイトのページ数別に、診断の所要日数と社内側の作業時間を示したモデル試算
サイト規模 診断の日数 日数の目安 社内の作業時間
〜10ページ 5営業日 約3時間
11〜30ページ 10営業日 約5時間
31〜80ページ 15営業日 約8時間
81ページ以上 20営業日 約12時間

出典:ZenWeb Japanによるモデル試算、2026年8月時点。日数・時間は目安で、実績値ではありません。

社内側の作業時間は、打ち合わせと確認だけの想定です。調べる作業まで自社で担うなら、この2〜3倍を見込んでください。

診断が長引く理由は、調査の量ではなく、社内で「捨てる」を決める人が決まっていないことです。担当者が判断できる範囲を先に決めておくと、日数は縮みます。

この章のポイント: 診断は数週間の工程です。長引くときは調査量ではなく、社内の決裁ラインが原因になっていることがほとんどです。

10「残すページの割合」でリニューアル費用はどれだけ変わるか

要点: 診断で「残す」と決めたページが多いほど、リニューアル費用は下がります。20ページのサイトで残す割合が2割の場合と6割の場合では、原稿と制作の工数がおよそ2倍近く変わります。仕分けは、そのまま金額に効いてきます。

仕分け結果別・20ページ規模の制作工数と費用の目安
残す・直す・捨てる・新設の比率別に、20ページ規模サイトの制作工数と費用の目安を比較したモデル試算
項目 残す割合が高い場合 標準的な場合 全面的に作り直す場合
残す 12ページ 8ページ 4ページ
直す 4ページ 6ページ 6ページ
捨てる 3ページ 4ページ 5ページ
新設 1ページ 2ページ 5ページ
原稿作成の工数 約5人日 約8人日 約13人日
費用の目安 70万円前後 100万円前後 130万円前後

出典:20ページ規模のコーポレートサイトを想定したZenWeb Japanのモデル試算、2026年8月時点。金額は税別の目安で、実績値ではありません。

ここで気をつけたいのは、「残す」を増やせば安くなる、という話ではないことです。読まれていないページを無理に残せば、古い情報がそのまま新しいサイトに持ち込まれます。大事なのは、1ページずつ理由をつけて決めることです。理由がついていれば、あとから見積りを比べるときにも説明できます。

この章のポイント: 仕分けの結果は、そのまま見積り金額に反映されます。だから診断は、費用を決める工程でもあります。

11診断を省いた案件では、手直しはいつ起きているか

要点: 診断を省いたまま進めた案件では、手直しが集中するのはデザイン確定後の原稿工程です。ここで「そのページは要らなかった」「別のページが必要だった」が出ると、設計まで戻ります。リニューアルの失敗例の多くも、この時期に芽が出ています。

工程別・手直しの発生タイミング(診断を省いた案件)
事前診断を実施せずに進めたリニューアル案件で、手直しが発生した工程と遅れの日数
工程 手直しの発生割合 起きたこと 遅れの目安
1. 要件のすり合わせ 9% ページ数が固まらない 1週間
2. 設計・ワイヤー 17% 構成が二転三転する 2週間
3. デザイン 14% 写真や素材が足りない 2週間
4. 原稿・コンテンツ 38% 要不要の判断が後戻りする 3〜4週間
5. 公開直前 22% 転送先が決まっていない 1〜2週間

出典:ZenWeb Japanが事前診断なしで着手したリニューアル案件をたどった集計(日本国内、2024〜2026年)。遅れの日数は目安です。

原稿工程に手直しが集まるのには理由があります。ページの要不要は、実際に文章を書き始めてはじめて実感できるからです。診断で仕分けを済ませておくと、この判断が前倒しになります(各工程の中身は制作の流れで解説しています)。

公開直前の手直しも同じです。捨てたページの転送先が決まっていないと、公開日をずらすことになります。ここも診断の段階で決めておけます。

この章のポイント: 診断を省くと、判断が原稿工程まで先送りになります。数週間の診断で、数週間の遅れを避けられる計算です。

12診断結果を「見積りが取れる要件」にまとめる

要点: 診断の最後は、4枚の資料にまとめます。ページ仕分け表、新設ページの一覧、原稿を誰が書くかの分担、公開希望日。この4つがあれば、複数の制作会社から同じ条件で見積りが取れます。

ここまでの作業を、そのまま制作会社に渡せる形にします。分厚い報告書は要りません。次の4枚です。

  1. ページ仕分け表。 1行1ページで、残す・直す・捨てる・新設とその理由。捨てるページには転送先も書きます。
  2. 新設ページの一覧。 ページ名と載せたい内容を3行ずつ。競合サイト 比較で出た候補がここに入ります。
  3. 原稿の分担。 どのページを自社で書き、どこから外部に依頼するか。ここが空白のまま進むと、必ず原稿工程で止まります。
  4. 公開の希望時期。 「なるべく早く」ではなく月単位で。展示会や決算など動かせない予定も書きます。

この4枚を添えて見積りを依頼すると、返ってくる金額の中身を比べられます。同じ条件で聞いているからです。逆にこの資料がないと、各社バラバラの前提で金額が出てきます。

見積書の読み方については、ホームページ制作の見積書の見方もあわせてご覧ください。

この章のポイント: 診断の出口は4枚の資料です。報告書の厚さではなく、見積りが比べられる状態になっているかで判断してください。

13自社でやるか、制作会社に任せるか

要点: ページ仕分けと競合サイト 比較は、自社でやったほうが早く終わります。反対に、表示速度や更新のしやすさといった土台の確認は制作会社に任せてください。判断が要る部分は自社、調べる部分は外部、という分け方が現実的です。

診断を丸ごと外注する必要はありません。判断が必要な部分は、社内でしか決められないからです。

作業 向いている担い手 理由
ページの仕分け 自社 どの情報がまだ生きているかは社内しか知らない
競合のページ構成調べ 自社 3社分なら1〜2時間で終わる
表示速度・技術面の確認 制作会社 直す方法とセットで見ないと判断できない
更新のしやすさの評価 制作会社 いまの仕組みで何ができるかを見る必要がある
要件書へのまとめ 両方 判断は自社、書き方は制作会社が手伝える

制作会社に診断を依頼するときは、有償か無償かを先に確認してください。無償の簡易診断は「作り直しましょう」という結論に寄りやすく、有償の診断は範囲がはっきりします。良し悪しではなく、性質の違いです。依頼先の見極め方は制作会社の選び方にまとめています。

ZenWeb Japanでは、ご相談の段階で土台の確認と仕分けの案までお出ししています。リニューアルサービスの内容もご確認ください。

この章のポイント: 判断が要る作業は自社、調べる作業は制作会社。この分け方なら、診断は短く済みます。

14まとめ|ホームページ 診断は、作る前の仕分け作業です

要点: リニューアル前のホームページ 診断は、分析のための分析ではありません。ページを1枚ずつ仕分けて、作る範囲を決めるための工程です。1〜2週間で終わり、その分だけ後工程の手直しが減ります。

この記事でお伝えした流れを、もう一度並べておきます。

  • 入口・道すじ・出口・土台の4か所を、見込み客の順にたどる。 枠組みを増やすより早く終わります。
  • 競合は3社、ページ構成だけを比べる。 3社すべてにあって自社にないページが、確度の高い新設候補です。
  • 課題はページ単位で仕分ける。 残す・直す・捨てる・新設の4つに振り分け、理由も書きます。
  • 今日直せるものはリニューアルから外す。 範囲が小さくなり、金額も期間も現実的になります。
  • 4枚の資料にまとめて見積りを依頼する。 同じ条件で比べられるようになります。

リニューアルの時期そのものを迷っている場合は、リニューアルのタイミングの考え方から先にご覧ください。


15よくある質問

要点: 診断の費用、必要な期間、社内で用意するもの、無償診断との違いについて、ご相談でよくいただく質問をまとめました。依頼前に準備すべきこととあわせてご覧ください。

1. サイト診断だけを依頼することはできますか

できます。診断だけをご依頼いただき、その結果をもとに他社へ見積りを出す進め方も問題ありません。同じ資料で複数社に聞けるほうが比較しやすくなります。ご相談の段階で、診断のみかどうかをお伝えください。

2. アクセス解析のデータがまったくないのですが、診断できますか

できます。検索での見え方、スマホ表示、フォームの動作、表示速度は、過去のデータがなくても確認できます。解析ツールはリニューアルと同時に設置すれば間に合うので、データが揃うのを待つ必要はありません。

3. 診断の結果、リニューアルしないほうがいいと言われることはありますか

あります。部分的な改修で足りるケースは実際にあり、その場合はそのようにお伝えします。スマホ対応と更新の仕組みが生きていて、構成にも大きな問題がなければ、原稿の差し替えとページ追加だけで済むこともあります。

4. 無料のサイト診断ツールの結果は、そのまま使えますか

参考にはなりますが、そのままでは使えません。自動診断は表示速度やタグの有無といった機械的に測れる部分が中心で、ページ単位の仕分けまでは出てこないためです。土台を確認する道具の一つとして使ってください。

5. 診断から公開まで、全体でどのくらいかかりますか

10ページ前後のコーポレートサイトで、診断に1〜2週間、その後の制作に2〜3か月が目安です。原稿を自社で用意する場合は、その期間が加わります。公開日が決まっているなら、逆算して診断の開始時期を決めてください。

いまのホームページ、一度見てみませんか。

サイトのURLと気になっている点をお知らせいただければ、構成・スマホ表示・更新のしやすさを確認し、どこを残してどこを作り直すかの案をお出しします。2000年創業のZenWeb Japanが、日本品質を適正価格でお手伝いします。

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