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Shopify構築の費用と制作会社に頼める範囲

最終更新日:2026年8月13日 ZenWeb Japan 編集部
結論: Shopify構築の費用は、機能の多さよりも「どこからどこまでを頼むか」で決まります。テーマ設定だけなら小さく収まり、商品登録や原稿づくり、外部システムとの連携まで含めると一気に上がります。まず範囲を決めてから、見積りを比べてください。

01はじめに|この記事でわかること

要点: Shopifyでネットショップを立ち上げたい方に向けた記事です。見積りがなぜ会社ごとに違うのか、どこまでを依頼できてどこからが自社の仕事なのか。ご相談の数字とあわせてご説明します。

「Shopifyの構築って、結局いくらかかるんですか」。ご相談の最初の一言は、たいていこれです。ところが調べると、30万円と書いてある記事もあれば300万円と書いてある記事もある。どちらも嘘ではなく、範囲が違うだけです。

話がかみ合わないのは、Shopifyというツールの性質にも理由があります。テーマを入れて商品を登録すれば、その日のうちに形にはなります。でも、売れる状態にするには写真も原稿も配送設定も必要です。

2000年創業のWeb制作会社であるZenWeb Japanでは、ECサイトの制作のご相談を日々いただいています。その中で、金額より先に決めたほうがいいことがはっきりしてきました。「頼める範囲の線引き」です。

まずShopifyの全体像をつかみたい方は、以下の動画もご覧ください。

この章のポイント: 費用は「相場」で語ると判断を誤ります。先に範囲を決めると、見積りの比較がはじめて意味を持ちます。

Shopify 初期設定セミナー 2021年版 - Shopifyでネットショップを開設しよう

出典動画:Shopify Japan(YouTube)


02Shopify構築の費用が会社ごとに違う理由

要点: 同じ「Shopify構築」でも、見積りに含まれる作業が会社ごとに違います。デザイン、商品登録、原稿、写真、外部連携、メンテナンス。この6つのうち何が入るかで金額は数倍変わります。

見積りを3社から取ると、たいてい金額がそろいません。安い会社が手を抜いているわけでも、高い会社が上乗せしているわけでもありません。含まれている作業が違うだけです。

Shopifyは土台の部分をプラットフォーム側が用意してくれます。カート、決済、在庫、注文管理。ここは作らなくていい。だから「構築」の中身が会社ごとにばらけます。

  • 設定中心の会社。 既存テーマを選び、色とロゴを合わせて渡します。速くて安い代わりに、見た目は他店と似ます。
  • デザインからつくる会社。 画面設計を起こし、テーマを大きく作り替えます。ブランドの世界観を出せますが、工数は数倍になります。
  • 運用まで見る会社。 公開後の改善まで含めて提案します。初期費用のほかに月額が発生します。

どれを求めているのかが曖昧なまま相見積りを取ると、いちばん安い数字だけが残ります。ECサイト構築費用の内訳を先に眺めておくと、比較の軸をつくれます。

この章のポイント: 金額の差は品質の差とは限りません。まず見積りの「中身の粒度」をそろえてから比べてください。

03「頼める範囲」を4つの層に分けて考える

要点: Shopify構築の作業は、設定層・デザイン層・機能層・コンテンツ層の4つに分けられます。どの層まで外に出すかを先に決めると、見積りの読み方が変わり、社内の作業量も見通せます。

費用を考えるとき、機能の一覧から入る方が多いのですが、おすすめは層で分ける方法です。この整理をすると話が一気に進みます。

  1. 設定層。 ストア開設、配送設定、税と決済、ドメイン接続、特定商取引法に基づく表記のページ。費用が安定します。
  2. デザイン層。 テーマの選定とカスタマイズ、トップページの構成、商品ページの見せ方。最も金額が動く層です。
  3. 機能層。 定期購入、会員ランク、在庫連携、外部システムとの接続。アプリで足すか開発するかで変わります。
  4. コンテンツ層。 商品写真、商品説明、カテゴリ設計、初期の商品登録。点数がそのまま工数です。

外に出す価値がいちばん高いのはデザイン層と機能層です。逆にコンテンツ層は、商品を知っている社内のほうが速く良いものができます。設計の考え方はワイヤーフレームの作り方にまとめています。

費用を決めているのは機能の数ではなく、4つの層のうちいくつを外に出すかです。
この章のポイント: 4つの層で線を引くと、費用と社内工数の両方が見えます。層ごとに担当を決めてから見積りを依頼してください。

どこまで頼むか、一緒に線を引きませんか。

商品点数と公開時期をうかがえば、どの層を外に出すべきかその場で整理できます。 ECサイト制作の対応範囲を見る →


04依頼範囲別の費用と期間の目安

要点: 依頼範囲を4段階に分けると、費用と期間の目安が見えます。設定中心なら短期間で収まり、デザインから起こすと期間が伸びます。外部システムとの連携が入ると検証の時間も必要です。

依頼範囲別 Shopify構築の費用と期間の目安
Shopify構築のご相談を依頼範囲別に4段階へ分類し、費用の目安と期間、相談件数の割合をまとめた集計表
依頼範囲 主な作業 期間の目安 ご相談の割合
設定のみ 既存テーマ設定・配送・決済 2〜4週間 14%
設定+テーマ調整 上記+トップと商品ページの作り込み 1〜2か月 38%
デザインから制作 画面設計・オリジナルデザイン・実装 2〜4か月 33%
外部連携あり 上記+基幹・在庫・会員データの接続 3〜6か月 15%

出典:ZenWeb JapanがいただいたShopify構築のご相談(日本国内、2024〜2026年)の集計。

いちばん多いのはテーマを調整する範囲で、全体の4割近くが収まります。既存テーマを土台に、トップページと商品ページだけを作り込む進め方です。

期間は費用と同じくらい大切です。3か月かかる範囲を1か月で依頼すると、確認の時間が削られ手直しが増えます。ECサイト制作のご相談でも、公開日から逆算して範囲を決めることが多くあります。

この章のポイント: 予算より先に公開日を決めると、選べる範囲が絞られます。期間が足りないときは範囲を削ってください。

05制作会社に頼める作業と頼めない作業

要点: 制作会社が引き受けられるのは、つくる作業と設定する作業です。決める作業と続ける作業は社内に残ります。商品の選定、価格、在庫、返品の判断は代行できません。

「全部お任せしたい」というご要望はよくいただきます。ただ、お任せできない部分は必ず残ります。線を先に見せておくほうが、公開後が楽になります。

制作会社に頼める 社内に残る
テーマの選定とカスタマイズ 売りたい商品と価格の決定
配送・決済・税の初期設定 送料と返品のルールづくり
アプリの選定と設定 在庫の管理と補充
商品データの一括取り込み 商品説明の中身と表現の確認
外部システムとの連携開発 問い合わせ対応と出荷

見落とされやすいのが商品説明の確認です。原稿づくりは依頼できますが、表示してよい表現かの最終判断は商品を扱う側にしかできません。景品表示法にふれる表現がないかは、社内で目を通す前提にしてください。決済も同じで、どの手段を入れるかは提案できても、手数料を受け入れるかは事業側の判断です。判断材料はECサイトの決済方法の選び方にまとめています。

この章のポイント: つくる作業は外に出せます。決める作業と続ける作業は残ります。残る側の担当者を契約前に決めてください。

06自社対応になりやすい作業とその割合

要点: ご相談の中で最終的に自社対応となった作業を集計しました。商品写真と商品説明が上位です。どちらも点数が多く、商品知識が要ります。見込んでおかないと公開日がずれます。

自社対応になった作業の割合
Shopify構築のご相談で最終的に自社対応となった作業を種類別に分類し、その割合をまとめた集計表
作業 自社対応の割合 割合の目安
商品写真の撮影 72%
商品説明の執筆 65%
2回目以降の商品登録 58%
送料・返品ルールの確定 44%
公開後のページ追加 37%

出典:ZenWeb JapanがいただいたShopify構築のご相談(日本国内、2024〜2026年)の集計。

撮影と原稿は、外に出すと費用が跳ねます。商品100点なら、それだけで構築費と同じくらいになることもあります。そこで多くの会社が、最初の数十点だけプロに依頼し、残りを社内で同じ形式に合わせていきます。

この進め方が成立するのは、最初にルールを決めているからです。背景の色、寸法の書き方、説明文の見出しの並び。テンプレートを先につくれば、社内で足しても崩れません。ネットショップが売れない原因には、この形式のばらつきが効いている例が少なくありません。

この章のポイント: 写真と原稿は社内に残ると考え、人と時間を確保してください。最初の数十点でテンプレートをつくると後が速くなります。

07テーマは購入するか、つくるか

要点: テーマは無料、有料、オリジナルの3つから選びます。費用差だけでなく、公開後の更新のしやすさも変わります。早く出したいなら有料テーマの調整がバランスの良い選択です。

テーマ選びは、Shopify構築の費用を左右する最初の分かれ道です。ここでの選択が、その後の作業量をほぼ決めます。

  • 無料テーマ。 Shopifyが用意しています。費用はかかりませんが、レイアウトの自由度は限られます。まず出して反応を見たい段階に向きます。
  • 有料テーマ。 テーマストアで購入します。買い切りで見せ方の選択肢が増え、制作会社の調整と組み合わせる形が最も多い選び方です。
  • オリジナルテーマ。 ゼロから設計して実装します。ブランドの表現を優先する場合の選択肢で、費用と期間はどちらも大きくなります。

公開後を考えると判断がはっきりします。有料テーマは提供元が更新を続けてくれますが、オリジナルは自分たちで面倒を見ます。数年単位で見ると、この差はメンテナンス費として効いてきます。テーマはShopifyの公式テーマストアで確認できます。気になるものを2〜3つ選んでご相談いただければ、できることとできないことを具体的にお伝えします。

この章のポイント: テーマ選びは初期費用だけでなく、数年分のメンテナンス費まで決めます。更新を誰が引き受けるかも含めて選んでください。

08アプリで足すか、開発でつくるか

要点: 足りない機能は、アプリを入れるか独自に開発するかで対応します。アプリは初期費用が小さい代わりに月額が積み上がり、開発は逆です。使う年数で比べてください。

Shopifyの強みは、アプリで機能を足していける点です。ただ、アプリは月額課金が中心なので、入れるほど固定費が増えます。

判断の目安は「何年使うか」です。3年使う機能で月額が高めなら、開発したほうが安く収まることもあります。試したい段階の機能なら、アプリで始めるほうが安全です。

比べる点 アプリで足す 開発でつくる
初期費用 小さい 大きい
月額 継続して発生 メンテナンス費のみ
導入の速さ 数日 数週間以上
仕様の自由度 提供範囲の中で 要件どおり
やめやすさ 解約すればすぐ 資産として残る

注意したいのがアプリ同士の相性です。数が増えると表示が崩れたり遅くなったりします。5つを超えたあたりから検証の手間がはっきり増えます。ECサイトに必要な機能を先に洗い出してください。

この章のポイント: アプリは初期費用を下げ、月額を上げます。3年使う機能は開発と並べて比べてください。

09見積りが上振れした原因の内訳

要点: 当初の見積りから金額が増えた案件を集計すると、原因の上位は仕様の追加ではありません。商品データの整理と、外部システムとの接続確認です。着手してから分量が判明します。

見積りが上振れした原因と追加工数
Shopify構築案件のうち当初見積りから費用が増えたものについて、原因別の件数割合と追加工数の目安をまとめた集計表
上振れの原因 件数の割合 追加工数の目安 防ぎ方
商品データの整理が必要だった 29% 5〜15人日 見積り前にCSVを共有
外部システムの仕様が不明だった 24% 8〜20人日 接続仕様書を先に入手
デザインの修正が想定より多い 19% 3〜10人日 修正回数を契約に明記
配送・送料の条件が複雑だった 16% 3〜8人日 送料表を先に確定
公開直前の機能追加 12% 2〜6人日 公開後の対応に回す

出典:ZenWeb JapanがいただいたShopify構築のご相談(日本国内、2024〜2026年)の集計。

上位2つで半分を超えます。どちらも契約前に手を打てる項目です。商品データはCSVを1本渡すだけで精度が上がり、外部システムは接続仕様書があるかを聞くだけで見通しが立ちます。

逆に、公開直前の機能追加は12%にとどまります。よく心配される部分ですが、実際の主犯ではありません。

この章のポイント: 上振れの半分以上は商品データと外部システムから起きます。この2つの資料を見積り依頼と同時に渡してください。

お手元の見積りを一緒に読み解きます。

他社の見積書でも構いません。抜けている作業と上振れしそうな箇所をお伝えします。 ECサイト制作会社の選び方を読む →


10見積書で必ず確認したい7項目

要点: 「Shopify構築一式」とだけ書かれた見積書は比べられません。作業を7つに分けた内訳があるか確認してください。書かれていない項目は含まれていないと考えます。

見積書を受け取ったら、金額の前に内訳を見てください。次の7項目が独立して書かれているかで、その会社の見立ての精度がわかります。

  1. ディレクション費。 打ち合わせ、進行管理、確認の取りまとめにかかる費用。0円の見積りは、どこかに紛れています。
  2. テーマ費用。 購入費が制作費に含まれるのか別なのか。買い切りか年額かも確認します。
  3. デザイン費と修正回数。 何ページ分か、修正は何回までかを数字で示してもらいます。
  4. アプリの選定と設定。 本体の月額は別途が通常です。誰が支払うかも決めます。
  5. 商品登録の点数。 何点までが含まれるか。超えた分の単価はいくらか。
  6. テストと公開作業。 決済テスト、表示確認、ドメイン切り替え。省く見積りは公開日に慌てます。
  7. 公開後のメンテナンス。 何か月間、どこまでの範囲か。月額の有無も確認します。

7項目がそろっていれば、金額の差がどこから来ているのか読めます。読めれば、値切るのではなく範囲を調整する交渉ができます。

この章のポイント: 一式見積りは比較できません。7項目の内訳を出してもらい、範囲で交渉してください。

11公開後12か月のランニングコスト

要点: Shopifyは初期費用より、公開後の積み上がりに注意が必要です。プラン料金、決済手数料、アプリ月額、メンテナンス。この4つが毎月かかります。1年分を並べると判断が変わります。

公開後12か月の月額費用の推移(試算モデル)
Shopifyで公開したストアの月額費用を、プラン・決済手数料・アプリ・メンテナンスの4項目に分けて公開後12か月の推移として示した試算モデル
時期 プラン料金 決済手数料 アプリ月額 メンテナンス
公開1か月目 固定 売上に比例 アプリ3本 初期保証の範囲
4か月目 固定 売上に比例 アプリ5本 月額メンテナンスへ移行
8か月目 固定 売上に比例 アプリ7本 月額メンテナンス
12か月目 上位プラン検討 売上に比例 アプリ8本 月額メンテナンス+改善

出典:ZenWeb Japanの支援案件で見られた推移をもとにした試算モデル(日本国内、2024〜2026年)。金額は契約内容により変わります。

目を引くのはアプリの本数です。公開時に3本だったものが、1年で8本前後まで増えます。1本ずつは小さくても、8本ぶんが毎月続くと無視できません。

プラン料金と決済手数料はShopify公式の料金ページで最新の条件をご確認ください。改定されることがあるため、数字は一次情報にあたっています。

売上が伸びれば、この積み上がりは問題になりません。困るのは想定を下回ったときです。国内のBtoC-EC市場は2024年に26.1兆円、前年比5.1%増(経済産業省・令和6年度電子商取引に関する市場調査)と伸びていますが、伸びているのは市場全体であって個々のお店ではありません。固定費は控えめに始めてください。

この章のポイント: アプリは1年で倍近くに増えます。半年に一度、使っていないものを外す時間をつくってください。

12海外販売やBtoBを見据えるなら

要点: 将来の海外販売や法人向け販売を考えているなら、最初のテーマ選びと商品データの持ち方が変わります。後から足すより、器だけ先に用意するほうが安く済みます。

「まず国内で始めて、うまくいったら海外へ」。よくうかがう進め方で、間違ってもいません。ただ、あとで直すと高くつく部分があります。

  • 商品データの多言語対応。 商品名と説明を言語ごとに持てる形にすると、切り替えが楽になります。
  • 価格の持ち方。 通貨ごとに価格を設定する前提で商品を登録しておきます。
  • 取引先ごとの価格。 法人向けに卸価格を出すなら、顧客区分を最初から設計します。

逆に、必要になるまで手をつけなくていいものもあります。翻訳や海外向けの配送設定です。器さえあれば後から足せます。詳しくは越境ECサイト構築の費用と手順BtoB向けECサイトの構築でご説明しています。

この章のポイント: 将来の展開は器だけ先に用意します。中身は必要になってから足すほうが無駄がありません。

13依頼前に自社で用意しておく資料

要点: 見積りの精度は、渡す資料の量でほぼ決まります。商品リスト、送料表、参考サイト、公開希望日。この4つがあれば、初回から具体的な範囲と金額の話ができます。

相談の前にこれだけ用意していただけると、話が速く進みます。完璧でなくて構いません。

  1. 商品リスト。 ExcelやCSVで、商品名、価格、在庫、サイズや色の違いがわかるもの。点数がわかるだけでも見立てが変わります。
  2. 送料表。 地域別か、一律か、無料になる条件はあるか。ここが決まっていないと設定が進みません。
  3. 参考にしたいサイト。 3つほど。「この見せ方が好き」という感覚で十分です。
  4. 公開したい日と理由。 展示会や季節商材など、理由まで共有いただけると優先順位を一緒に決められます。

すでに使っている在庫管理や受注管理のシステムがあれば、その名前も教えてください。連携の可否が早くわかるほど、あとの選択肢が広がります。

プラットフォーム自体を迷っている段階なら、ShopifyとEC-CUBEの比較EC-CUBEカスタマイズ費用の相場もあわせてご覧ください。

この章のポイント: 資料は完璧でなくて構いません。今ある形のまま渡すだけで、見積りの精度は上がります。

14契約とデータの引き継ぎで確認すること

要点: Shopifyのアカウントは必ず自社名義で開設してください。制作会社の名義で作ると、契約が終わったときにストアごと動かせなくなります。ドメインの権利も同じです。

ここは費用の話ではありませんが、いちばん取り返しがつかない部分です。あとから直すと移行作業が丸ごと発生します。

  • アカウントの名義。 オーナー権限は自社に置き、制作会社には共同管理者として入ってもらいます。
  • ドメインの管理。 自社で取得し、自社で更新します。制作会社が取得した場合は移管手順を契約書に書きます。
  • カスタマイズしたテーマの扱い。 納品物として受け取れるか、著作権はどちらに帰属するか。
  • 顧客データの取り扱い。 個人情報保護法にもとづき、委託先としてどこまで触れるかを決めます。
  • メンテナンスが終わったあと。 引き継ぎ資料の有無と、対応してもらえる期間。

ドメインは契約前に必ず確認してください。自社ECとモール出店の違いでも触れていますが、自社ECの価値は自分たちで持ち続けられる点にあります。名義を預けると、その価値が薄れます。

この章のポイント: アカウントとドメインは自社名義で。この一点で将来の選択肢が残ります。

15まとめ|依頼範囲を決める3ステップ

要点: Shopify構築の費用は範囲で決まります。公開日を決め、4つの層で線を引き、7項目の内訳で見積りを比べる。この順番なら、金額の判断がぶれません。

ここまでの内容を、明日から動ける形にまとめます。

  1. 公開したい日を決める。 逆算すると選べる範囲が絞られます。期間が足りないなら、機能ではなく範囲を削ります。
  2. 4つの層で線を引く。 設定、デザイン、機能、コンテンツ。担当を決め、社内に残る作業の人と時間を確保します。
  3. 7項目の内訳で見積りを比べる。 一式見積りは出し直してもらいます。差の理由が読めれば、範囲で交渉できます。

この3つを踏むだけで、相見積りの読み方が変わります。安い会社ではなく、自分たちに合った範囲を選ぶ。結果としてそれがいちばん安く済みます。

ZenWeb Japanは2000年の創業以来、ECサイトの制作を含むWeb制作とシステム開発に取り組んできました。範囲の相談だけでも、お気軽にお声がけください。


16よくある質問

1. 商品が10点ほどなら、自分たちで構築できますか

できます。Shopifyは設定だけならご自身で進められる作りです。テーマを選び、商品を登録し、配送と決済を設定すれば公開できます。制作会社に依頼する価値が出るのは、デザインを整えたいときと、外部システムとつなぎたいときです。

2. 見積りの安い会社と高い会社、どちらを選ぶべきですか

金額だけでは判断できません。7項目の内訳を出してもらい、含まれる作業をそろえて比べてください。それでも差があるなら理由を聞きます。理由を説明できる会社なら、安いほうを選んで問題ありません。

3. 途中でShopifyから他のカートに移せますか

移せます。商品データと顧客データはCSVで書き出せます。ただし、テーマのカスタマイズやアプリの設定は持ち出せません。移行を想定するなら、独自開発の部分を増やしすぎないほうが身軽です。

4. 制作会社に運用も任せたほうがいいですか

商品の追加や価格の変更は、社内で行うほうが速くて確実です。外に出す価値があるのは、テーマの改修やアプリの入れ替え、表示速度の改善といった技術寄りの作業です。

5. 公開後にデザインを変えたくなったら、費用はかかりますか

変更の内容によります。テーマの設定画面で変えられる範囲なら費用はかかりません。レイアウトそのものを変える場合は改修になります。契約時に、どこまで管理画面で変えられるかを確認しておくと安心です。

Shopifyの依頼範囲、一緒に決めませんか。

商品点数と公開したい時期をうかがい、どこまでを外に出すべきか、社内にどれだけ作業が残るか、費用と期間はどのくらいかを整理してお伝えします。他社の見積書をお持ちいただいても構いません。2000年創業のZenWeb Japanが、日本品質を適正価格でご提供します。

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まずは、いまお困りのことを聞かせてください

ご相談は無料です。要件が固まっていない段階でも構いません。内容をうかがったうえで、進め方とお見積りをご提案します。