01はじめに|この記事でわかること
要点:この記事は、社内のシステムやクラウドサービスをつなぎたいと考えている経営者・情報システム担当の方に向けた入門ガイドです。API連携の仕組み、できること、方式ごとの費用と期間、進め方の手順までを一度に確認できます。
「受注データを、会計ソフトにもう一度打ち直しています」。「在庫の数字を、毎朝Excelにコピーしています」。システム連携のご相談は、たいていこうした一言から始まります。
困ってはいるけれど、止まってはいない。だから後回しになり、転記する人だけが増えていきます。この記事では、2000年創業のWeb制作・システム開発会社ZenWeb Japanが、Webシステム開発の現場で使っているAPI連携の判断の順番をお伝えします。
まずは全体像をつかめる解説動画をご紹介します。
【ITキーワード解説】APIを8分でわかりやすく解説してみた
02API連携とは|システムがデータをやり取りする仕組み
要点:API連携とは、別々のシステムが決められた手順でデータをやり取りする仕組みです。片方が「この情報をください」と頼み、もう片方が答える。この往復を人ではなくプログラムが行うため、転記もコピーも不要になります。
いちばん近いたとえは、レストランの注文です。お客さまは厨房に入らず、ホールのスタッフに注文を伝えて料理を受け取ります。このスタッフにあたるのがAPIです。相手のシステムの中身を知らなくても、決まった伝え方さえ守れば必要なデータを受け取れます。
やり取りは、次の3つで成り立っています。
- リクエスト(頼む側)。「8月13日の受注データをください」のように、条件をつけて要求します。
- レスポンス(返す側)。要求に合うデータを、決まった形式で返します。多くはJSONという形式です。
- 認証(本人確認)。誰からの要求かを確かめます。鍵にあたるキーやトークンを使います。
ここで大事なのは、相手のシステムを作り替えなくてよい点です。外側の窓口だけを使うので、他社が提供しているサービスともつなげられます。
03APIとAPI連携の違い|混同しやすい3つの言葉
要点:APIは窓口そのもの、API連携は窓口を使って業務をつなぐこと、オープンAPIは社外にも公開された窓口を指します。打ち合わせで話がかみ合わないときは、たいていこの3つのどれを指しているかがずれています。
見積りの相談でよく起きるのが、言葉のすれ違いです。「APIはあります」と言われたのに、実際は自社専用で外からは使えなかった、という例は珍しくありません。次の表で区別しておくと、打ち合わせが早く進みます。
| 言葉 | 意味 | 確認すること |
|---|---|---|
| API | システムが外部とやり取りするための窓口 | 仕様書が公開されているか |
| API連携 | 窓口を使って複数のシステムをつなぐこと | どの業務をつなぐのか |
| オープンAPI | 社外の事業者にも公開された窓口 | 利用条件と申請の要否 |
オープンAPIが身近になったのは、金融分野の影響が大きいところです。銀行と外部サービスをつなぐ仕組みは制度として整えられ、金融庁も銀行と電子決済等代行業者との間の契約締結の状況を継続して公表しています。会計ソフトが銀行口座の入出金を自動で取り込めるのは、この流れの延長です。
つなぎたいサービスに窓口があるか、調べてみませんか。
お使いのサービス名をうかがえば、連携できる範囲をお調べします。 Webシステム開発の内容を見る →
04手作業の転記は1件あたり何分かかっているのか
要点:転記1件あたりの時間は数分でも、月間の件数を掛けると数十時間になります。ZenWebが支援した案件の実測では、受注データの転記は1件あたり4.5分、月間では約26時間かかっていました。連携の効果は、この掛け算で見えてきます。
「たいした手間ではない」と感じている作業ほど、合計すると大きくなります。次の表は、連携前に実際どれだけ時間がかかっていたかをまとめたものです。
| 転記している業務 | 1件あたり | 月間の件数 | 月間の合計 |
|---|---|---|---|
| 受注データを販売管理へ入力 | 4.5分 | 350件 | 約26時間 |
| 在庫数をECサイトへ反映 | 2.0分 | 600件 | 約20時間 |
| 請求データを会計ソフトへ入力 | 6.0分 | 180件 | 約18時間 |
| 問い合わせを顧客台帳へ登録 | 3.5分 | 220件 | 約13時間 |
| 勤怠データを給与計算へ集計 | 35分 | 12件 | 約7時間 |
出典:ZenWebが支援した国内中小企業の業務システム案件、導入前の作業時間実測、2024〜2026年。利用条件
注目していただきたいのは、勤怠の行です。1件あたり35分と最も長いのに、月間合計はいちばん小さい。逆に在庫は1件2分ですが、件数が多いので20時間になります。連携すべき業務は、1回の重さではなく件数で決まります。
1件2分の作業も、月600件あれば20時間。連携の判断材料は、体感ではなく件数です。
05API連携でできること|中小企業の身近な例
要点:API連携でできることは、大きく分けて「取り込む」「送り出す」「同期する」の3つです。受注を取り込む、在庫を送り出す、顧客情報を両方でそろえる。この3つの組み合わせで、社内の連携はほとんど説明できます。
中小企業でよくご相談いただくのは、次のような場面です。
- ECの受注を販売管理へ自動で取り込む。注文が入った時点で社内システムに登録され、出荷指示までが1本の流れになります。販売管理システムの機能と導入の進め方で全体像をまとめています。
- 在庫数を複数の販売先へ送り出す。自社ECとモールで在庫がずれる問題は、ここで解消します。仕組みは在庫管理システムの開発で詳しく触れています。
- 問い合わせフォームと顧客台帳をつなぐ。入力された内容がそのまま顧客情報になり、対応履歴も1か所にまとまります。顧客管理システムの開発もあわせてご覧ください。
- 請求データを会計ソフトへ渡す。入金の消し込みまで自動化できると、月末の作業がまとまって軽くなります。
- 地図・決済・チャットなど外部サービスを組み込む。自社で作らずに、実績のある機能をそのまま使えます。決済の選び方はECサイトの決済方法の比較で整理しました。
共通しているのは、どれも人が間に立って運んでいたデータだという点です。運ぶ人がいなくなれば、ミスも待ち時間も減ります。Excel業務をWebシステム化すべきサインも、判断の材料になります。
06つなぐ方法はAPIだけではない|4つの連携方式
要点:システムをつなぐ方法は、API連携のほかにCSV連携・RPA・iPaaSがあります。リアルタイム性が必要ならAPI、1日1回で足りるならCSV、窓口がない相手にはRPA。目的に合う方式を選べば、費用は大きく変わります。
「API連携でお願いします」とご要望をいただくことがありますが、方式には向き不向きがあります。
- API連携。その場でデータをやり取りします。在庫や予約など、すぐ反映したい業務に向いています。
- CSV連携。ファイルを書き出して受け渡します。1日1回の締め処理などには十分で、費用も抑えられます。
- RPA。人の画面操作を自動で再現します。APIが用意されていない古いシステムでも使えますが、画面が変わると止まります。
- iPaaS。連携専用のクラウドサービスを間に挟みます。定番サービス同士なら、開発なしでつなげる場合もあります。
判断の軸は2つです。「どれくらいの早さで反映したいか」と「相手に窓口があるか」。この2つで、選べる方式はほぼ絞れます。古い基幹システムが相手なら、基幹システムの刷新と2025年の崖対策もあわせて検討すると、二度手間を避けられます。
07連携方式ごとの費用と期間はどのくらいか
要点:1本あたりの目安は、CSV連携で20〜60万円、API連携で50〜200万円、RPAで30〜120万円です。期間は2週間から3か月程度。金額の幅を決めるのは、つなぐ本数ではなくデータの変換ルールの複雑さです。
費用の話は、方式ごとに並べたほうが比べやすくなります。次の表は、連携1本あたりの目安をまとめたものです。
| 方式 | 初期費用 | 月額の運用費 | 期間 | 向いている業務 |
|---|---|---|---|---|
| CSV連携 | 20〜60万円 | 0〜1万円 | 2〜4週間 | 1日1回の締め処理 |
| API連携 | 50〜200万円 | 1〜5万円 | 4〜12週間 | 在庫・予約・決済 |
| RPA | 30〜120万円 | 1〜8万円 | 3〜6週間 | 窓口のない古いシステム |
| iPaaS | 10〜80万円 | 3〜15万円 | 1〜4週間 | 定番サービス同士 |
出典:ZenWebが見積り・受注した国内中小企業のシステム連携案件の集計、2024〜2026年。利用条件
初期費用だけならiPaaSが安く見えますが、月額が積み上がるため、3年で計算すると順位が変わることもあります。連携は作って終わりではなく、動かし続ける費用がかかる仕組みです。見積りの読み方は、システム開発の見積もりの見方で解説しています。
08つなぐ相手で工数が変わる|API品質という見えない差
要点:同じ「API連携1本」でも、相手のAPIの出来によって工数は3倍以上変わります。仕様書が整い、テスト環境が用意されているサービスは短期間で終わります。逆に仕様が古く問い合わせが必要な相手は、待ち時間が工数になります。
見積りが会社によって大きく違うとき、原因の多くはここにあります。次の表は、相手のAPIの状態ごとの実績工数です。
| 連携先の状態 | 工数(人日) | 相対量 |
|---|---|---|
| 仕様書とテスト環境あり | 8人日 | 8 |
| 仕様書ありテスト環境なし | 14人日 | 14 |
| 仕様が古く問い合わせが必要 | 23人日 | 23 |
| 独自仕様・都度個別対応 | 31人日 | 31 |
| 窓口がなく画面操作で代替 | 38人日 | 38 |
出典:ZenWebが実施した国内中小企業のシステム連携案件、実績工数の集計、2024〜2026年。利用条件
いちばん上といちばん下で、工数は約4.8倍。差の大半は、技術の難しさではなく確認と待ちの時間です。つなぐ相手を選べる場面では、この点も比較材料に入れてください。
連携の費用が妥当かどうか、確かめてみませんか。
つなぎたいサービスと業務の量をうかがい、方式と費用の目安を整理してお伝えします。 システム開発の費用相場を見る →
09API連携の進め方|5つのステップ
要点:進め方は、対象業務の決定、連携先の調査、データ項目の突き合わせ、テスト、本番切り替えの5段階です。いちばん時間がかかるのは開発ではなく、3番目のデータ項目の突き合わせになります。
API連携を進める5つのステップ
初めて連携に取り組む場合は、次の順番で進めると迷いにくくなります。
- 対象業務を1つに決める。件数の多い転記作業から選びます。最初から3本まとめて進めると、テストの範囲が広がりすぎます。
- 連携先の窓口を調べる。仕様書の有無、利用条件、テスト環境、1日あたりの回数制限を確認します。ここで方式が決まります。
- データ項目を突き合わせる。両方の項目を一覧にして、名前・桁数・区分の違いを埋めます。作業の山はここです。
- テスト環境でつなぐ。正常なデータだけでなく、空欄・重複・想定外の文字も流して動きを確かめます。工程の考え方はシステム開発のテスト工程で整理しています。
- 本番へ切り替える。最初の1〜2週間は手作業と並行させ、数字が一致することを確認してから手作業をやめます。
3番目でつまずく理由は単純です。同じ「顧客コード」でも、片方は8桁の数字、もう片方は英字混じりの10桁ということが起こります。画面の設計段階から項目をそろえておくと後が楽になります。ワイヤーフレームの作り方と制作の流れと要件定義の進め方もあわせてご覧ください。
10連携の効果はいつ数字に出るのか
要点:効果が安定して出るのは稼働3か月目以降です。最初の1か月は確認作業が残るため、削減時間は見込みの半分ほどにとどまります。手作業との並行をやめた月から、数字がはっきり動きます。
「連携したのに、思ったほど楽になっていない」というご相談は、たいてい稼働1か月目にいただきます。理由は次の推移でわかります。
| 時期 | 月間の転記時間 | 削減率 | 現場の状況 |
|---|---|---|---|
| 稼働前 | 26時間 | — | すべて手入力 |
| 1か月目 | 15時間 | 42% | 手作業と並行して確認 |
| 2か月目 | 9時間 | 65% | 例外データの対応が中心 |
| 3か月目 | 5時間 | 81% | 手作業の並行を終了 |
| 6か月目 | 4時間 | 85% | エラー確認のみ残る |
| 12か月目 | 4時間 | 85% | 横ばいで安定 |
出典:ZenWebが支援した国内中小企業の受注データ連携案件、稼働後の作業時間実測、2024〜2026年。利用条件
削減率は85%で止まり、ゼロにはなりません。エラーの確認と例外データの手当てが残るためです。「全部なくなる」ではなく「8割減って、残りは確認作業になる」と見込んでおくと、社内の説明もぶれません。
11失敗しやすいポイント|エラーは必ず起きる前提で
要点:API連携でいちばん多い失敗は、エラーが起きたときの取り決めを決めていないことです。通信は必ずどこかで失敗します。誰が気づき、どう直し、いつまでに再送するか。この3つを先に決めておけば、事故になりません。
連携が止まる原因は、たいてい高度な話ではありません。現場でよく起きるのは、次の5つです。
- 相手のサービスが一時的に応答しない。メンテナンスや障害で数分止まります。再送の仕組みがないと、その分のデータが欠けます。
- 回数の上限に引っかかる。APIには1日または1分あたりの回数制限があります。件数が増えた月に初めて表面化します。
- 相手の仕様が変わる。項目が追加・廃止されると、こちらの処理が合わなくなります。告知を受け取る担当者を決めておいてください。
- 同じデータが二重に登録される。再送のたびに新規登録されると、売上が二重に計上されます。重複を弾く判定が必要です。
- 誰もエラーに気づかない。画面上は正常に見えるため、月末の突合で初めて発覚します。通知の宛先は個人ではなく共有アドレスにしてください。
どれも設計の時点で手を打てます。稼働してから対応すると、原因の調査から始めることになります。運用体制の考え方はシステム保守・運用費用の相場と契約の中身で整理しました。
12セキュリティと権限|つなぐ前に決めておくこと
要点:API連携では、鍵にあたるキーの管理と、渡すデータの範囲を最初に決めます。必要な項目だけを、必要な相手にだけ渡す。個人情報を含む場合は、委託先の管理も社内の規程に沿って整理しておく必要があります。
つなぐということは、社外にデータが出ていくということです。次の4点は着手前に決めておいてください。
- キーの保管場所。ソースコードや共有フォルダに直接書かないでください。担当者の退職時に回収できる形で管理します。
- 渡す項目の範囲。「全部渡す」ではなく、必要な項目だけに絞ります。氏名や連絡先を渡さずに済むなら、渡さないのがいちばん安全です。
- 通信の暗号化。HTTPSでのやり取りを前提にします。古いシステムでは、ここが対応していない場合があります。
- 記録の保存。いつ、どのデータを、どこへ送ったかを残します。問い合わせがあったときに追えるようにするためです。
個人データを外部サービスに預ける場合は、個人情報保護委員会が示す個人情報保護法のガイドラインを確認し、委託先の監督まで含めて社内で整理しておくと安心です。クラウド側の管理範囲は業務システムのクラウド化|費用とメリットでも触れています。
どこから連携すべきか、いっしょに整理しませんか。
実際の導入例から、自社に近い進め方をお探しいただけます。 業務システムの導入事例を見る →
13API連携が向かない場面もある
要点:件数が少ない業務、判断が人に依存する業務、近く入れ替える予定のシステムは、API連携に向きません。月10件程度の転記なら、連携の費用を回収できないままメンテナンス費だけが残ります。
連携をおすすめしない場面もあります。次のどれかに当てはまる場合は、いったん立ち止まってください。
- 件数が少ない。月に数十件程度なら、手作業のほうが安く済みます。
- 毎回、人が判断している。「この取引先だけ処理が違う」が多い業務は、自動化しても確認作業が残ります。まず運用ルールの整理が先です。
- 1年以内に入れ替える予定がある。入れ替え後に作り直しになります。刷新と同時に設計したほうが結果的に安くなります。
- 相手に窓口がなく、画面も頻繁に変わる。RPAで代替しても止まりやすく、メンテナンスの手間が続きます。
内製と外注で迷っている場合は、システム開発の外注と内製の判断基準もあわせてご確認ください。
14相談前に整理しておきたい5項目
要点:相談の前に、つなぎたいサービス名、対象の業務、月間の件数、必要な反映の早さ、担当者の5つを書き出してください。この5つがそろっていれば、初回の打ち合わせで方式と概算までお伝えできます。
準備といっても、資料を作る必要はありません。メモ書きで十分です。
- つなぎたいサービス名。正式名称とプラン名まで書いてください。プランによってAPIが使えない場合があります。
- 対象の業務。「受注データを販売管理へ」のように、どこからどこへ運ぶのかを1行で書きます。
- 月間の件数。おおよそで構いません。この数字で方式と費用対効果が決まります。
- 必要な反映の早さ。「即時」「1時間以内」「1日1回」のどれかを選びます。ここが費用に直結します。
- 担当者と決裁の流れ。誰がテストに立ち会えるか。ここが決まっていない案件は、テスト工程で止まりがちです。
依頼内容を文書にまとめる段階なら、システム開発会社への依頼で失敗しないRFPの書き方が参考になります。
15まとめ|判断の順番
要点:件数を数える、窓口の有無を確認する、方式を選ぶ、1本だけ作る。この順番で進めれば、API連携は大きな投資になりません。最初の1本の成否が、その後の判断を早くします。
API連携は、技術の話から入ると難しく感じます。でも実際の判断材料は、月間の件数と、相手に窓口があるかどうかの2つだけです。
- 1週間、転記の件数と時間を数える。いちばん件数の多い業務が、最初の候補になります。
- 相手の窓口を確認する。仕様書とテスト環境があるかどうかで、費用の幅が決まります。
- 反映の早さから方式を選ぶ。1日1回で足りるならCSV連携で十分です。
- 1本だけ作って、3か月見る。効果が出れば次へ進み、出なければ理由を確かめてから広げます。
2000年創業のZenWeb Japanは、ホームページ制作とWebシステム開発を専門に、日本品質を適正価格でご提供しています。連携すべきかどうかの判断から、ご一緒に整理しています。
16よくある質問
1. API連携とは、かんたんに言うと何ですか?
別々のシステムが、決められた手順でデータを自動でやり取りする仕組みです。レストランでお客さまが厨房に入らず、ホールのスタッフを通して注文と料理を受け取るのと同じ形になります。相手のシステムの中身を知らなくても、用意された窓口を使えば必要なデータを受け取れます。人が転記していた作業がなくなる、とお考えください。
2. API連携の費用はどのくらいかかりますか?
1本あたり50〜200万円が目安です。CSV連携なら20〜60万円、iPaaSを使う場合は10〜80万円程度に収まることもあります。金額を左右するのは、つなぐ本数よりもデータ変換のルールの複雑さと、連携先のAPIの整備状況です。仕様書とテスト環境がそろっている相手なら、工数は大きく下がります。
3. API連携にはどのくらいの期間が必要ですか?
1本あたり4〜12週間が目安です。CSV連携なら2〜4週間で終わることもあります。期間を左右するのは開発そのものではなく、両方のシステムのデータ項目を突き合わせる作業です。項目名や桁数の違いを整理しておくと、この工程を短縮できます。
4. API連携をすると、手作業は完全になくなりますか?
完全にはなくなりません。ZenWebの実測では、稼働3か月目で転記時間が約8割減り、そこからは横ばいになります。残るのはエラーの確認と、例外的なデータの手当てです。社内で説明するときは「なくなる」ではなく「8割減って、残りは確認作業になる」とお伝えすると、認識がそろいます。
5. つなぎたいサービスにAPIがない場合はどうすればよいですか?
CSVファイルでの受け渡しか、画面操作を自動化するRPAで代替します。CSVは1日1回の締め処理に向いており、費用も抑えられます。RPAは窓口がない古いシステムでも使えますが、画面が変わると止まるためメンテナンスが必要です。近くシステムを入れ替える予定があるなら、刷新と同時に連携を設計したほうが結果的に安くなります。
毎日の転記作業、そろそろ止めませんか。
つなぎたいサービスと月間の件数をうかがい、どの方式が合うか、費用と期間はどのくらいかを整理してお伝えします。2000年創業のZenWeb Japanが、日本品質を適正価格でご提供します。
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