要点: WordPressを選ぶかどうかは、機能の多さで決めるものではありません。公開したあと、誰がどのくらいの頻度で更新するのか。ここがはっきりしていれば、WordPressが合うかどうかも自然に決まります。
「お知らせを自分たちで出せるようにしたい」。ご相談のきっかけで、いちばん多いのがこの一言です。WordPressはその要望にまっすぐ応えられる土台ですが、選ぶ前に決めておきたいことが2つあります。
ここが決まらないまま「とりあえずWordPressで」と進めると、管理画面が使われないまま放置され、更新も止まります。ZenWebでは最初のヒアリングでこの2点を必ず伺います。
まずは、WordPressがどういう仕組みのCMSなのか、外部の解説動画でご確認ください。
この章のポイント: 「誰が」「どのくらいの頻度で」更新するか。この2つが決まれば、WordPressが合うかどうかも見えてきます。
要点: ZenWebは、WordPressでのサイト構築、テーマの個別開発、既存サイトからの移行、そして公開後の保守代行までを一貫してお引き受けします。市販テーマを当てはめるだけの制作はしていません。
WordPress制作としてお引き受けしている内容は、次のとおりです。
作り直しから始めたい場合はホームページリニューアル、1本の商材向けにページを立てたい場合はコーポレートサイト・LP制作、ネットショップを併設したい場合はECサイト制作が近い内容です。
ZenWebは2000年に日本で創業し、PNHグループの一員としてマレーシアとベトナムにも拠点があります。これまでに500社以上のご依頼をお受けしてきました。詳しくは会社概要をご覧ください。
WordPressが自社に合うか知りたい方へ 更新の体制と頻度を伺えば、WordPressで組むべきかどうかをその場でお答えできます。 WordPress制作の相談をする →
この章のポイント: 構築だけで区切らず、移行と保守まで同じ窓口で続けてご相談いただけます。
要点: W3Techsの調査では、WordPressは世界のウェブサイト全体の41.2%、CMSを使っているサイトに限れば59.1%を占めています。2位のShopifyは7.6%。CMSの世界では、ほかと桁がひとつ違う位置にいます。
シェアが大きいと、現場では何が変わるのか。ひとことで言えば、情報が手に入りやすくなります。機能を足すプラグインも、対応できる技術者も、動かないときの解決策も、ほかのCMSとは比べものにならないほど蓄積があります。
担当者が代わっても、制作会社を変えても、引き継ぎ先が見つかりやすい。特定の会社しか触れない仕組みで作ると、あとから身動きが取れません。作り直しのご相談では、この点に困っている会社が少なくありません。

主なCMSの利用シェア
CMS · 全サイトに占める割合 · CMS利用サイト内の割合
出典:W3Techs「Usage Statistics and Market Share of Content Management Systems」(2026年7月30日時点)。同調査では、CMSをまったく使っていないサイトが30.4%。
この章のポイント: シェアの大きさは、そのまま「あとから引き継げる」という安心につながります。

41.2%
WordPress — 59.1%
要点: 社内で更新したい情報があり、担当を置ける会社にはWordPressが向いています。反対に、更新がほとんど発生しない会社や、業務の仕組みそのものを作りたい会社には、別の選び方があります。
WordPressをお勧めする場合と、しない場合を並べてみます。
WordPressに何でも載せようとすると、プラグインが増え、動きが重くなり、更新のたびに不具合が出ます。サイトはサイト、仕組みは仕組みとして分けたほうが長持ちします。
| 状況 | おすすめの進め方 |
|---|---|
| お知らせや実績を月に何度か出したい | 更新するページだけ管理画面から編集できる形にします |
| 採用ページを自社の言葉で育てていきたい | 求人ごとの入力欄をあらかじめ用意しておきます |
| 更新は年に1〜2回、内容もほぼ変わらない | 管理画面を使わない構成のほうが、費用も手間も抑えられます |
| 予約や在庫、受発注の仕組みを動かしたい | Webシステム開発としてお作りするほうが確実です |
| 商品を並べてネットで販売したい | ECサイト制作として、カートの選定から進めます |
この章のポイント: WordPressに何もかも背負わせないことが、長く使えるサイトへの近道です。
要点: Patchstackの年次レポートによると、2025年にWordPress関連で見つかった脆弱性は11,334件。そのうち91%はプラグイン、9%はテーマで見つかったもので、WordPress本体で報告されたのは6件でした。
危ないのはWordPress本体ではなく、あとから足したプラグインです。便利そうだからと入れたまま使っていないもの、開発が止まって何年も更新されていないもの。そこが穴になります。
ZenWebが構築するときは、プラグインの数をできるだけ絞ります。テーマ側で書けるものはテーマで書き、必要なものだけを入れる。そのうえで、入れたプラグインの一覧と、何のために入れたのかをお渡しします。担当者が代わっても判断の理由が残るためです。
2025年に見つかった脆弱性の内訳
| 区分 | 項目 | 件数・割合 |
|---|---|---|
| 全体 | 新たに見つかった脆弱性 | 11,334件(前年比+42%) |
| 深刻度が高いもの | 1,966件(全体の17%) | |
| 見つかった場所 | プラグイン | 全体の91% |
| テーマ | 全体の9% | |
| WordPress本体 | 6件 | |
| 修正の状況 | 公開の時点で修正が間に合わなかったもの | 全体の46% |
出典:Patchstack「State of WordPress Security In 2026」(2026年2月25日時点のデータ、2025年の集計)。
この章のポイント: リスクの大半はプラグイン側にあります。数を絞ることが、いちばん効く対策です。
要点: ヒアリング、構成の設計、デザイン、WordPressへの実装、そして操作の引き渡し。この順で進めます。管理画面の作り込みは、実装の段階ではなく構成を決める段階で固めます。
WordPress制作の進み方は、次のとおりです。
2番目の「構成の設計」で手を抜くと、公開後に「どこを触ればいいのか分からない」という状態になります。編集できる場所を必要な分だけに絞っておくと、担当者が代わっても迷いません。
制作の全体像やページ構成の決め方はホームページ制作サービスで、費用の考え方はWeb制作ブログでご説明しています。

この章のポイント: 編集できる場所を絞っておくほど、公開後の運用は楽になります。
要点: 同じPatchstackの調査では、激しく狙われた脆弱性が実際に攻撃されるまでの時間は、加重中央値で5時間でした。サーバー側の一般的な防御で防げた攻撃は、検証で26%にとどまっています。
5時間を現実に置き換えると、分かりやすくなります。金曜の夕方に脆弱性が公開されたら、月曜の朝にはもう遅いということです。「気づいたら更新する」では間に合いません。
もうひとつ気に留めていただきたいのが、サーバー側の防御力です。レンタルサーバーやセキュリティ製品を入れていても、検証で防げたのは26%でした。サーバー会社に任せておけば安心、とは言い切れません。
攻撃までの速さと、サーバー側の防御力
| 指標 | 結果 |
|---|---|
| 激しく狙われた脆弱性が攻撃されるまでの時間(加重中央値) | 5時間 |
| 影響の大きい脆弱性のうち、24時間以内に攻撃されたもの | およそ半数 |
| サーバー側の防御で防げた攻撃(1回目の検証) | 12% |
| サーバー側の防御で防げた攻撃(対象を広げた2回目) | 26% |
出典:Patchstack「State of WordPress Security In 2026」(2025年に観測された攻撃と、同社が実施した検証にもとづく)。
この章のポイント: 攻撃までは数時間。更新を後回しにしない体制そのものが、対策になります。
現状のWordPressを拝見して、更新が滞っている箇所と直し方をご報告します。 保守代行について相談する →
要点: ZenWebの保守代行では、本体とプラグインの更新、更新前後のバックアップ、動作の確認、不具合が出たときの復旧を継続してお引き受けします。原稿の差し替えなど、日々の更新もあわせてご依頼いただけます。
保守代行としてお引き受けしている作業は、次のとおりです。
更新作業のいちばん怖いところは、当てた瞬間にどこかが壊れることです。プラグイン同士の組み合わせで思わぬ動きが出ます。だからこそ、更新の前にバックアップを取り、当てたあとに人の目で確認する。
継続的な作業を無理のない費用でお引き受けできるのは、グループのベトナムオフショア開発体制があるためです。
この章のポイント: 更新は「当てる」だけでは終わりません。戻せる準備と、当てたあとの確認までが一式です。
要点: 総務省の令和6年調査では、ウイルス対策ソフトを入れている企業は81.5%ある一方、OSへのセキュリティパッチを当てている企業は42.1%にとどまります。「入れる」対策は進み、「当て続ける」対策は半数を割っています。
この並びには、はっきりした傾向が出ています。一度入れれば済む対策ほど実施率が高く、続ける必要がある対策ほど低い。
WordPressの運用も同じです。制作のときに整えるのは一度きりですが、更新は毎月続きます。人手が足りないなかで毎月の作業を続けるのは難しく、だからこそ保守代行が選ばれます。100人以上の企業ですらこの数字ですから、小規模な会社ならなおさらです。

セキュリティ対策の実施率(令和6年)
| 対策の内容 | 実施率 |
|---|---|
| 端末にウイルス対策プログラムを導入 | 81.5% |
| 社員教育 | 52.5% |
| セキュリティポリシーの策定 | 43.9% |
| OSへのセキュリティパッチの導入 | 42.1% |
| セキュリティ管理のアウトソーシング | 18.2% |
| Webアプリケーションファイアウォールの設置・導入 | 17.3% |
出典:総務省「令和6年通信利用動向調査報告書(企業編)」(n=2,324社、複数回答)。
この章のポイント: 続ける対策ほど実施率が落ちます。続けられる形を最初に決めておくことが要です。
要点: WordPress制作会社を比べるときは、デザインの実績よりも公開後の話を先に聞いてください。更新を誰が担うのか、離れるときにデータをどう渡してもらえるのか。この2点で差がはっきりします。
お見積りを取るときに、聞いておいていただきたい質問を挙げます。
最後の項目は見落とされがちです。WordPress制作会社を価格と実績だけで選ぶと、公開後に連絡が取りにくくて困る、という話になりやすいためです。
ZenWebでは、制作から保守まで同じ担当がお付き合いします。サーバーもドメインもお客さまの名義でご用意いただき、いつでも他社へ移せる状態のままお渡しします。500社以上のご依頼をお受けするなかで、この形がいちばん長続きすると分かったからです。
この章のポイント: 「いつでも他社へ移せる状態か」を聞くと、その会社の姿勢がよく分かります。
要点: ZenWebは定価を公開せず、お見積り制にしています。同じページ数でも、管理画面をどこまで作り込むかで手間が大きく変わるためです。保守代行も、作業の範囲を決めてからお見積りします。
WordPress制作の費用は、ページ数だけでは決まりません。編集できる箇所をいくつ用意するか、入力欄をどこまで細かく分けるか、既存サイトからの移行があるか。この積み重ねで作業量が変わります。保守代行も、更新の確認だけか、文章の差し替えまで含めるかで毎月の手間が変わります。
ご予算の幅を先にお伝えいただければ、その範囲でできることを整理してご提案します。「編集できる箇所は今回3つに絞り、運用が固まってから増やす」といった組み立ても可能です。ご相談はお問い合わせフォームから承っています。

この章のポイント: 費用を左右するのはページ数より、管理画面をどこまで作り込むかです。
要点: WordPressは、あとから引き継げる土台として選ぶ価値があります。ただし、リスクはプラグイン側に集中し、攻撃は数時間で始まります。構築のうまさより、更新を続けられる体制が成果を分けます。
ここまでのデータを並べると、こうなります。WordPressはCMS利用サイトの59.1%を占め、引き継ぎ先も見つけやすい土台です。一方で2025年に見つかった脆弱性の91%はプラグインにあり、激しく狙われるものは公開から5時間ほどで攻撃が始まります。日本企業でパッチを当て続けている割合は42.1%です。
この3つを重ねると、答えは自然に出てきます。WordPressで作ること自体は難しくありません。難しいのは、動かし続けることです。
WordPress制作会社をお探しでしたら、ZenWebは構築と保守を同じ社内でつないでいます。作ったあとも同じ担当がお付き合いするのは、そのほうがサイトが長持ちするからです。日本品質を適正価格で、というのはそういう意味です。

【やさしいWordPress講座】01:WordPressってなに?ほかのCMSとの違いをやさしく解説
出典動画:「【やさしいWordPress講座】01:WordPressってなに?ほかのCMSとの違いをやさしく解説」(YouTube)
ZenWebはお見積り制のため、定価を公開していません。ページ数だけでなく、管理画面から編集できる箇所をいくつ用意するか、既存サイトからの移行があるかで作業量が変わるためです。ヒアリングのあと、内訳の分かるお見積りをお出しします。
できます。ただし、編集できる箇所を必要な分だけに絞っておくことが前提です。全ページを自由に触れる状態にすると、かえって迷いが増えます。公開時には管理画面を一緒に触りながら操作をお伝えし、手順書もお渡しします。
本体とプラグインの更新、更新の前後のバックアップ、更新後の動作確認、不具合が出たときの復旧を継続してお引き受けします。お知らせの掲載や文章の差し替えといった更新代行も、ご依頼に応じて対応します。
移せます。静的なHTMLのサイトからでも、ほかのCMSからでも対応します。移行のときはページのURLをできるだけ引き継ぎ、変わる場合は転送を設定して、検索結果からの流入が途切れないようにします。
追加する前に一度ご相談ください。プラグイン同士の組み合わせで表示が崩れたり、更新のたびに不具合が出たりします。2025年に見つかった脆弱性の91%はプラグインで見つかったものでした。テーマ側で書けないかを確認してから決めるのが安全です。
WordPressでのサイト構築や保守をお考えですか 更新したい情報と担当される方の状況を伺ったうえで、WordPressで組むべきかどうか、管理画面をどこまで作り込むか、保守の範囲をどう決めるかまで整理してご提案します。