WordPress制作・メンテナンス

WordPress制作
CMS構築から保守代行まで

結論: ZenWebのWordPress制作は、管理画面から自社で更新できるサイトを組み立てるところまでを設計します。そのうえで、公開後の更新とバックアップを保守代行としてお引き受けします。WordPressは作って終わりにできない土台だからです。

ノートパソコンの画面を一緒に確認する様子

01はじめに:WordPressで作るか、迷っている方へ

要点: WordPressを選ぶかどうかは、機能の多さで決めるものではありません。公開したあと、誰がどのくらいの頻度で更新するのか。ここがはっきりしていれば、WordPressが合うかどうかも自然に決まります。

「お知らせを自分たちで出せるようにしたい」。ご相談のきっかけで、いちばん多いのがこの一言です。WordPressはその要望にまっすぐ応えられる土台ですが、選ぶ前に決めておきたいことが2つあります。

ここが決まらないまま「とりあえずWordPressで」と進めると、管理画面が使われないまま放置され、更新も止まります。ZenWebでは最初のヒアリングでこの2点を必ず伺います。

まずは、WordPressがどういう仕組みのCMSなのか、外部の解説動画でご確認ください。

  • 誰が更新するのか。 担当を1人置けるのか、手が空いた人がその都度触るのか。この違いで管理画面の作り込み方が変わります。
  • どのくらいの頻度で更新するのか。 頻度が低ければ、無理にWordPressにしないほうが楽なこともあります。

この章のポイント: 「誰が」「どのくらいの頻度で」更新するか。この2つが決まれば、WordPressが合うかどうかも見えてきます。

02ZenWebのWordPress制作|対応できる範囲

要点: ZenWebは、WordPressでのサイト構築、テーマの個別開発、既存サイトからの移行、そして公開後の保守代行までを一貫してお引き受けします。市販テーマを当てはめるだけの制作はしていません。

WordPress制作としてお引き受けしている内容は、次のとおりです。

作り直しから始めたい場合はホームページリニューアル、1本の商材向けにページを立てたい場合はコーポレートサイト・LP制作、ネットショップを併設したい場合はECサイト制作が近い内容です。

ZenWebは2000年に日本で創業し、PNHグループの一員としてマレーシアとベトナムにも拠点があります。これまでに500社以上のご依頼をお受けしてきました。詳しくは会社概要をご覧ください。

  • WordPressでの新規サイト構築。 会社案内、実績、お知らせ、採用など、更新したいページだけを管理画面から編集できる形に組み立てます。
  • テーマの個別開発。 市販テーマの見た目に合わせるのではなく、決めた構成に合わせてテーマを書き起こします。
  • 既存サイトからの移行。 静的なHTMLのサイトや、ほかのCMSで作られたサイトをWordPressへ移します。
  • 保守代行。 本体とプラグインの更新、バックアップ、不具合が出たときの復旧までを継続してお引き受けします。

WordPressが自社に合うか知りたい方へ 更新の体制と頻度を伺えば、WordPressで組むべきかどうかをその場でお答えできます。 WordPress制作の相談をする →

この章のポイント: 構築だけで区切らず、移行と保守まで同じ窓口で続けてご相談いただけます。

03データ①:CMSシェアで見るWordPressの位置

要点: W3Techsの調査では、WordPressは世界のウェブサイト全体の41.2%、CMSを使っているサイトに限れば59.1%を占めています。2位のShopifyは7.6%。CMSの世界では、ほかと桁がひとつ違う位置にいます。

シェアが大きいと、現場では何が変わるのか。ひとことで言えば、情報が手に入りやすくなります。機能を足すプラグインも、対応できる技術者も、動かないときの解決策も、ほかのCMSとは比べものにならないほど蓄積があります。

担当者が代わっても、制作会社を変えても、引き継ぎ先が見つかりやすい。特定の会社しか触れない仕組みで作ると、あとから身動きが取れません。作り直しのご相談では、この点に困っている会社が少なくありません。

コードを表示したモニターに向かう様子

主なCMSの利用シェア

CMS · 全サイトに占める割合 · CMS利用サイト内の割合

41.2%WordPress59.1%
5.3%Shopify7.6%
4.3%Wix6.1%
2.5%Squarespace3.5%
1.2%Joomla1.7%
0.7%Drupal1.0%

出典:W3Techs「Usage Statistics and Market Share of Content Management Systems」(2026年7月30日時点)。同調査では、CMSをまったく使っていないサイトが30.4%。

この章のポイント: シェアの大きさは、そのまま「あとから引き継げる」という安心につながります。

ミーティングテーブルを囲むメンバー

41.2%

WordPress — 59.1%

04WordPressが向いている会社・向いていない会社

要点: 社内で更新したい情報があり、担当を置ける会社にはWordPressが向いています。反対に、更新がほとんど発生しない会社や、業務の仕組みそのものを作りたい会社には、別の選び方があります。

WordPressをお勧めする場合と、しない場合を並べてみます。

WordPressに何でも載せようとすると、プラグインが増え、動きが重くなり、更新のたびに不具合が出ます。サイトはサイト、仕組みは仕組みとして分けたほうが長持ちします。

状況おすすめの進め方
お知らせや実績を月に何度か出したい更新するページだけ管理画面から編集できる形にします
採用ページを自社の言葉で育てていきたい求人ごとの入力欄をあらかじめ用意しておきます
更新は年に1〜2回、内容もほぼ変わらない管理画面を使わない構成のほうが、費用も手間も抑えられます
予約や在庫、受発注の仕組みを動かしたいWebシステム開発としてお作りするほうが確実です
商品を並べてネットで販売したいECサイト制作として、カートの選定から進めます

この章のポイント: WordPressに何もかも背負わせないことが、長く使えるサイトへの近道です。

05データ②:WordPressの弱点はプラグインにある

要点: Patchstackの年次レポートによると、2025年にWordPress関連で見つかった脆弱性は11,334件。そのうち91%はプラグイン、9%はテーマで見つかったもので、WordPress本体で報告されたのは6件でした。

危ないのはWordPress本体ではなく、あとから足したプラグインです。便利そうだからと入れたまま使っていないもの、開発が止まって何年も更新されていないもの。そこが穴になります。

ZenWebが構築するときは、プラグインの数をできるだけ絞ります。テーマ側で書けるものはテーマで書き、必要なものだけを入れる。そのうえで、入れたプラグインの一覧と、何のために入れたのかをお渡しします。担当者が代わっても判断の理由が残るためです。

2025年に見つかった脆弱性の内訳

区分項目件数・割合
全体新たに見つかった脆弱性11,334件(前年比+42%)
深刻度が高いもの1,966件(全体の17%)
見つかった場所プラグイン全体の91%
テーマ全体の9%
WordPress本体6件
修正の状況公開の時点で修正が間に合わなかったもの全体の46%

出典:Patchstack「State of WordPress Security In 2026」(2026年2月25日時点のデータ、2025年の集計)。

この章のポイント: リスクの大半はプラグイン側にあります。数を絞ることが、いちばん効く対策です。

06制作の進め方|ご相談から公開まで

要点: ヒアリング、構成の設計、デザイン、WordPressへの実装、そして操作の引き渡し。この順で進めます。管理画面の作り込みは、実装の段階ではなく構成を決める段階で固めます。

WordPress制作の進み方は、次のとおりです。

2番目の「構成の設計」で手を抜くと、公開後に「どこを触ればいいのか分からない」という状態になります。編集できる場所を必要な分だけに絞っておくと、担当者が代わっても迷いません。

制作の全体像やページ構成の決め方はホームページ制作サービスで、費用の考え方はWeb制作ブログでご説明しています。

デスクでノートパソコンに向かう様子
  • ヒアリング。 更新したい情報、担当者、更新の頻度を伺い、WordPressが合うかどうかを一緒に判断します。
  • 構成の設計。 どのページを管理画面から編集できるようにするかを決めます。
  • デザイン。 スマートフォンでの見え方を先に確認しながら進めます。
  • WordPressへの実装。 テーマを書き起こし、入力欄を用意します。文章と写真を入れるだけで形になる状態を目指します。
  • 操作の引き渡し。 実際の管理画面を一緒に触りながらお伝えし、手順書もお渡しします。

この章のポイント: 編集できる場所を絞っておくほど、公開後の運用は楽になります。

07データ③:脆弱性が公開されてから狙われるまで

要点: 同じPatchstackの調査では、激しく狙われた脆弱性が実際に攻撃されるまでの時間は、加重中央値で5時間でした。サーバー側の一般的な防御で防げた攻撃は、検証で26%にとどまっています。

5時間を現実に置き換えると、分かりやすくなります。金曜の夕方に脆弱性が公開されたら、月曜の朝にはもう遅いということです。「気づいたら更新する」では間に合いません。

もうひとつ気に留めていただきたいのが、サーバー側の防御力です。レンタルサーバーやセキュリティ製品を入れていても、検証で防げたのは26%でした。サーバー会社に任せておけば安心、とは言い切れません。

攻撃までの速さと、サーバー側の防御力

指標結果
激しく狙われた脆弱性が攻撃されるまでの時間(加重中央値)5時間
影響の大きい脆弱性のうち、24時間以内に攻撃されたものおよそ半数
サーバー側の防御で防げた攻撃(1回目の検証)12%
サーバー側の防御で防げた攻撃(対象を広げた2回目)26%

出典:Patchstack「State of WordPress Security In 2026」(2025年に観測された攻撃と、同社が実施した検証にもとづく)。

この章のポイント: 攻撃までは数時間。更新を後回しにしない体制そのものが、対策になります。

今のサイトの更新が止まっていませんか

現状のWordPressを拝見して、更新が滞っている箇所と直し方をご報告します。 保守代行について相談する →

08保守代行でお引き受けしていること

要点: ZenWebの保守代行では、本体とプラグインの更新、更新前後のバックアップ、動作の確認、不具合が出たときの復旧を継続してお引き受けします。原稿の差し替えなど、日々の更新もあわせてご依頼いただけます。

保守代行としてお引き受けしている作業は、次のとおりです。

更新作業のいちばん怖いところは、当てた瞬間にどこかが壊れることです。プラグイン同士の組み合わせで思わぬ動きが出ます。だからこそ、更新の前にバックアップを取り、当てたあとに人の目で確認する。

継続的な作業を無理のない費用でお引き受けできるのは、グループのベトナムオフショア開発体制があるためです。

  • 本体とプラグインの更新。 定期的に確認し、影響の大きいものは急いで当てます。
  • 更新の前後にバックアップ。 万一のときに、更新前の状態へ戻せるようにしておきます。
  • 更新後の動作確認。 フォームの送信や表示の崩れなど、影響が出やすい箇所を人の目で確認します。
  • 不具合が出たときの復旧。 表示が崩れた、管理画面に入れないといった連絡を受けて対応します。
  • コンテンツの更新代行。 お知らせの掲載や文章の差し替えを、ご依頼に応じて行います。

この章のポイント: 更新は「当てる」だけでは終わりません。戻せる準備と、当てたあとの確認までが一式です。

09データ④:日本企業のセキュリティ対応の実施率

要点: 総務省の令和6年調査では、ウイルス対策ソフトを入れている企業は81.5%ある一方、OSへのセキュリティパッチを当てている企業は42.1%にとどまります。「入れる」対策は進み、「当て続ける」対策は半数を割っています。

この並びには、はっきりした傾向が出ています。一度入れれば済む対策ほど実施率が高く、続ける必要がある対策ほど低い。

WordPressの運用も同じです。制作のときに整えるのは一度きりですが、更新は毎月続きます。人手が足りないなかで毎月の作業を続けるのは難しく、だからこそ保守代行が選ばれます。100人以上の企業ですらこの数字ですから、小規模な会社ならなおさらです。

ホワイトボードの前で話し合う様子

セキュリティ対策の実施率(令和6年)

対策の内容実施率
端末にウイルス対策プログラムを導入 81.5%
社員教育 52.5%
セキュリティポリシーの策定 43.9%
OSへのセキュリティパッチの導入 42.1%
セキュリティ管理のアウトソーシング 18.2%
Webアプリケーションファイアウォールの設置・導入 17.3%

出典:総務省「令和6年通信利用動向調査報告書(企業編)」(n=2,324社、複数回答)。

この章のポイント: 続ける対策ほど実施率が落ちます。続けられる形を最初に決めておくことが要です。

10WordPress制作会社を選ぶときに確認したいこと

要点: WordPress制作会社を比べるときは、デザインの実績よりも公開後の話を先に聞いてください。更新を誰が担うのか、離れるときにデータをどう渡してもらえるのか。この2点で差がはっきりします。

お見積りを取るときに、聞いておいていただきたい質問を挙げます。

最後の項目は見落とされがちです。WordPress制作会社を価格と実績だけで選ぶと、公開後に連絡が取りにくくて困る、という話になりやすいためです。

ZenWebでは、制作から保守まで同じ担当がお付き合いします。サーバーもドメインもお客さまの名義でご用意いただき、いつでも他社へ移せる状態のままお渡しします。500社以上のご依頼をお受けするなかで、この形がいちばん長続きすると分かったからです。

  • 公開後の更新は誰が行いますか。 保守を扱っていない会社もあります。作って終わりなのかを先に確認してください。
  • プラグインはいくつ入れますか。その理由は。 数を答えられない会社は、あとから足していく可能性が高いです。
  • テーマは市販品ですか、書き起こしますか。 良し悪しではなく、後々の改修のしやすさが変わります。
  • 契約が終わったとき、データはどう渡してもらえますか。 サーバーもドメインも自社名義で持てるか、あわせて確認してください。
  • 連絡はどなたが窓口になりますか。 担当が固定されるかどうかで、やり取りの手間が変わります。

この章のポイント: 「いつでも他社へ移せる状態か」を聞くと、その会社の姿勢がよく分かります。

11料金について|見積り制にしている理由

要点: ZenWebは定価を公開せず、お見積り制にしています。同じページ数でも、管理画面をどこまで作り込むかで手間が大きく変わるためです。保守代行も、作業の範囲を決めてからお見積りします。

WordPress制作の費用は、ページ数だけでは決まりません。編集できる箇所をいくつ用意するか、入力欄をどこまで細かく分けるか、既存サイトからの移行があるか。この積み重ねで作業量が変わります。保守代行も、更新の確認だけか、文章の差し替えまで含めるかで毎月の手間が変わります。

ご予算の幅を先にお伝えいただければ、その範囲でできることを整理してご提案します。「編集できる箇所は今回3つに絞り、運用が固まってから増やす」といった組み立ても可能です。ご相談はお問い合わせフォームから承っています。

会議室で打ち合わせをする様子

この章のポイント: 費用を左右するのはページ数より、管理画面をどこまで作り込むかです。

12まとめ

要点: WordPressは、あとから引き継げる土台として選ぶ価値があります。ただし、リスクはプラグイン側に集中し、攻撃は数時間で始まります。構築のうまさより、更新を続けられる体制が成果を分けます。

ここまでのデータを並べると、こうなります。WordPressはCMS利用サイトの59.1%を占め、引き継ぎ先も見つけやすい土台です。一方で2025年に見つかった脆弱性の91%はプラグインにあり、激しく狙われるものは公開から5時間ほどで攻撃が始まります。日本企業でパッチを当て続けている割合は42.1%です。

この3つを重ねると、答えは自然に出てきます。WordPressで作ること自体は難しくありません。難しいのは、動かし続けることです。

WordPress制作会社をお探しでしたら、ZenWebは構築と保守を同じ社内でつないでいます。作ったあとも同じ担当がお付き合いするのは、そのほうがサイトが長持ちするからです。日本品質を適正価格で、というのはそういう意味です。

ノートパソコンの画面を一緒に確認する様子

【やさしいWordPress講座】01:WordPressってなに?ほかのCMSとの違いをやさしく解説

出典動画:「【やさしいWordPress講座】01:WordPressってなに?ほかのCMSとの違いをやさしく解説」(YouTube)

13よくあるご質問

1. WordPress制作の費用はいくらですか

ZenWebはお見積り制のため、定価を公開していません。ページ数だけでなく、管理画面から編集できる箇所をいくつ用意するか、既存サイトからの移行があるかで作業量が変わるためです。ヒアリングのあと、内訳の分かるお見積りをお出しします。

2. 公開後は本当に自分たちで更新できますか

できます。ただし、編集できる箇所を必要な分だけに絞っておくことが前提です。全ページを自由に触れる状態にすると、かえって迷いが増えます。公開時には管理画面を一緒に触りながら操作をお伝えし、手順書もお渡しします。

3. 保守代行では何をしてもらえますか

本体とプラグインの更新、更新の前後のバックアップ、更新後の動作確認、不具合が出たときの復旧を継続してお引き受けします。お知らせの掲載や文章の差し替えといった更新代行も、ご依頼に応じて対応します。

4. 今あるサイトをWordPressに移せますか

移せます。静的なHTMLのサイトからでも、ほかのCMSからでも対応します。移行のときはページのURLをできるだけ引き継ぎ、変わる場合は転送を設定して、検索結果からの流入が途切れないようにします。

5. プラグインは自由に追加してもよいですか

追加する前に一度ご相談ください。プラグイン同士の組み合わせで表示が崩れたり、更新のたびに不具合が出たりします。2025年に見つかった脆弱性の91%はプラグインで見つかったものでした。テーマ側で書けないかを確認してから決めるのが安全です。

WordPressでのサイト構築や保守をお考えですか 更新したい情報と担当される方の状況を伺ったうえで、WordPressで組むべきかどうか、管理画面をどこまで作り込むか、保守の範囲をどう決めるかまで整理してご提案します。

まずは、いまお困りのことを聞かせてください

ご相談は無料です。要件が固まっていない段階でも構いません。内容をうかがったうえで、進め方とお見積りをご提案します。